太政官札(だじょうかんさつ)は、明治政府によって慶応4年5月(1868年)から明治2年5月(1869年)まで発行された政府紙幣(不換紙幣)。金札とも呼ばれた。日本初の全国通用紙幣である。通貨単位は江戸時代に引き続いて両、分、朱のままであった。1879年(明治12年)11月までに新紙幣や公債証券と交換、回収されるまで流通した。