「少女」(おとめ)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第21帖。巻名は光源氏と夕霧の歌「をとめごも神さびぬらし天つ袖ふるき世の友よはひ経ぬれば」および「日かげにもしるかりけめやをとめごがあまの羽袖にかけし心は」による。「乙女」と表記されることもあり、ここでは五節舞を舞う舞姫たちのことを指している。