『影の地帯』(かげのちたい)は、松本清張の長編推理小説。『河北新報』などに連載され(1959年5月20日 - 1960年6月1日付)、1961年3月に光文社(カッパ・ノベルス)から刊行された。 フリーのカメラマンが、政治家と繋がる大掛かりな犯罪グループによる殺人事件の謎を追跡するミステリー長編。長野県各地が重要な舞台となっており、木崎湖・青木湖以外に、海ノ口駅(大糸線)、簗場駅(大糸線)、柏原駅(信越本線・旧称)、野尻湖、諏訪湖、大平峠などが描写されている。 1962年・1993年・2015年にテレビドラマ化されている。