『星界の紋章』(せいかいのもんしょう)は、森岡浩之による日本のSF(スペースオペラ)ライトノベル。『星界の戦旗』(続編)・『星界の断章』(短編集)と合わせて『星界シリーズ』と総称される。 イラスト担当は赤井孝美。ハヤカワ文庫(早川書房)より1996年4月から同年6月まで刊行された。2021年4月時点でシリーズ累計部数は200万部を突破している。メディアミックスとしてテレビアニメ化、2度のコミカライズ、ゲーム化もされている。 日本神話を世界設定の背景にしており、例えば八頸竜「ガフトノーシュ」は「八俣大蛇(ヤマタノオロチ)」、金色鴉「ガサルス」は「八咫烏(ヤタガラス)」、皇族「アブリアル」は「天照(アマテラス)」、帝都「ラクファカール」は「高天原(タカマガハラ)」であり、また「帝国(フリューバル)」は星々の集合ということで「御統(ミスマル)」の語形変化とされる。