『昭和史発掘』(しょうわしはっくつ)は、松本清張によるノンフィクション作品。1964年7月6日号から1971年4月12日号まで『週刊文春』に連載された。発行部数は300万部を突破している。1967年の第1回吉川英治文学賞、1970年の第18回菊池寛賞受賞作品。 田中義一の陸軍機密費問題から日本近代史の分岐点と捉えた二・二六事件までを、関係者への取材や膨大な史料を駆使して描いている。