有胎盤類(Placentalia、ゆうたいばんるい)とは現生哺乳類の大半を占める系統群。他の2つの現生哺乳類の系統群は有袋類と単孔類である。仔が母親の子宮で比較的後期の発達段階まで育つという点で他の哺乳類と区別される。「有胎盤類」とは言うものの、実際には有袋類にも胎盤はあるが、しかし有袋類は未発達の仔が生まれ、育児嚢で大きく育てるという点で、有胎盤類とは異なる。