松山城(まつやまじょう)は、愛媛県松山市にあった日本の城。別名 金亀城(きんきじょう)、勝山城(かつやまじょう)。各地に松山城と呼ばれる城が多数存在するため「伊予松山城」と呼ばれることもあるが、一般的に「松山城」は本城を指すことが多い。同じ現存12天守の一つ、岡山県高梁市にある備中松山城と比較すると、本城が優勢となっている。 現在は、城跡の主要部分が公園として整備され、大天守(現存12天守の1つ)を含む21棟の現存建造物が国の重要文化財に、城郭遺構が国の史跡に指定されている。そのほか、連立式天守群の小天守以下5棟をはじめとする22棟(塀を含む)が木造で復元されている。 天守は江戸時代後期に再建されたもので、現存十二天守の中で最も新しい。