法美郡(ほうみぐん)は、鳥取県(因幡国)にあった郡。律令制のもとで7世紀後半に設置されたと推定されており、古代から近世まで法美郡として存続した。明治維新に伴う制度改革でいちど廃止されたが、まもなく行政単位として復活、1896年(明治29年)に近隣の郡と合併して岩美郡となった。郡域の多くは、現在は鳥取市の一部となっている。