『玄海つれづれ節』(げんかいつれづれぶし)は、1986年1月15日に公開された日本の映画。製作・配給は東映。吉永小百合主演で、歌手の八代亜紀が準主役級で出演している。 北九州市を舞台に、夫に蒸発された女性が仲間に助けられながら自立していく姿を描く。『徒然草』第三八段の「名利に使はれて、閑かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ。」云々という財産への執着が不幸のもとだという一節を原作としているが事実上のオリジナル脚本。往年の時代劇スター・伏見扇太郎が、役柄そのままの人物を演じている。結末部では吉永小百合が手にドスを突き立てられるという壮絶な役を演じている。