男性不妊症(だんせいふにんしょう、英語: Male infertility)とは、不妊症の内、主たる原因が男性側に認められるもの、男子不妊症とも呼ばれる。かつてはあまり注目されない概念であったが、近年は研究と認知が進んできており、その罹患率も女性に比べて極端に低いとも言えず、不妊症は決して女性だけの問題ではないと認識されつつある。 WHOによる統計では、加齢を考慮に入れない不妊原因で、原因が男性のみにある場合が24%、女性のみが41%、男女ともが24%、不明が11%と報告されており、妊娠適齢期においては、不妊原因の約40%に男性も関与している。 定義については「不妊#定義」も参照