窪薗 晴夫(くぼぞの はるお、1957年〈昭和32年〉3月17日- )は、日本の言語学者。専門は音声学・音韻論。国立国語研究所名誉教授。 英語への興味から研究生活を始めたものの、イギリス留学時代の「母語である日本語のことをほとんど知らない」という体験によって、日本語への探求へと研究対象を変えてゆくこととなる。日本語の、連濁、促音、イントネーションの研究などで有名。近年は母方言である鹿児島方言の調査や借用語の促音挿入問題を中心に、言語接触による言語変化についての研究を行っている。一般向けの著作も多数あり、国際学会なども積極的に開催している。