第10飛行師団(だいじゅうひこうしだん)は、日本陸軍の飛行師団のひとつ。1944年(昭和19年)3月に第17飛行団を廃止し第10飛行師団司令部が臨時編成され、既存の部隊を編合して飛行師団となり、太平洋戦争の終結まで主として関東地区の防空任務にあたった。司令部は当初のうち東京都北多摩郡の調布飛行場に置れたが、1944年5月に東京都神田区に移動し、隷下部隊は東京都、千葉県、茨城県、埼玉県などに配置された。