第七艦隊(だいななかんたい)は旧日本海軍の艦隊の一つであり、太平洋戦争末期の1945年4月に編制された。1945年3月末からアメリカ軍が九州沿海に大量の機雷を投下したので、それへの対抗策として急遽編制された艦隊であった。九州周辺の海上輸送路の防衛が主任務にされ、もっぱら掃海活動に従事した。 日本海軍の中で最後に編制された艦隊組織になったが、第七を飛び越して第八艦隊、第九艦隊、第十方面艦隊がすでに存在していた。一説には南遣艦隊が第七艦隊扱いされていたので最後まで第七が空席になっていたという。