美川王(びせんおう、生年不詳 - 331年)は、高句麗の第15代の王(在位:300年 - 331年)。姓は高、諱は乙弗、または憂弗(『三国遺事』では瀀弗)。好壌王(『三国遺事』では好穣王)とも記される。第13代の西川王の子の咄固(先代の烽上王の弟)の子であり、『魏書』高句麗伝には乙弗利という名で現れる。300年9月に先王が廃されて王位に迎えられた。