胡粉(ごふん)は白色顔料のひとつ。現在では貝殻から作られる、炭酸カルシウムを主成分とする顔料を指す。また、淡い色に混色するための具材(ぐざい)として「具」とも呼ばれる(例:具墨)。かつて中国の西方を意味する胡(こ)から伝えられたことから、胡粉と呼ばれる。日本画や日本人形、等の絵付けに用いられる。