貞和(じょうわ、(ていわ)は、日本の南北朝時代の元号の一つ。北朝方にて使用された。康永の後、観応の前。1345年から1350年までの期間を指す。この時代の天皇は、北朝方が光明天皇、崇光天皇。南朝方が後村上天皇。室町幕府将軍は足利尊氏。なお、実父と対立した尊氏の庶子・足利直冬は九州の広い地域で「貞和7年」(=観応2年=1351年)までこの元号を用いた。