買い占め(かいしめ)は、ある意図に基づいて特定の商品、株式、土地などを買い集める行為。 商品の市場流通の減少による値上がりで利益を得る目的の買い占めが多いが、経営権を取得する目的での株式の買い占めも少なくない。また、商品の値上げ・生産終了・品薄への対応を目的とした、いわゆる駆け込み需要によるまとめ買い目的の買い占めも存在する。 いずれにしても、買い占めを行う個人または団体が利益を得ることが目的の主であるが、その一方で、単純に個人の趣味嗜好で行われる買い占めもある。 買い占めという言葉は、単独または少人数・小グループが市中の品や店舗の在庫の大部分を買い上げることを指す。 多くの人が特定の商品を買い求めた結果、市中から消える状況は単なる「需要超過」であり、買い占めとは呼ばない。