野呂 芳男(のろ よしお、1925年8月2日 - 2010年4月26日)は、日本のキリスト教神学者、牧師。日本のウェスレー研究の基礎を築くとともに、実存論的神学を提唱して、バルト神学に依拠する日本のプロテスタント神学の主流とは一線を画した独自の神学思想を展開した。後年は日本の民衆仏教とキリスト教の対話の問題と取り組み、キリスト教の土着化のありかたを模索した。