『長い名の子』(ながいなのこ)は、笑話のひとつ。子に長い名前を付けたところ、それが原因でその子が溺れ死ぬ、という話である。日本の文芸作品や日本各地の昔話にみられる。話の筋には他のバリエーションもあり、子の名前もさまざまである。落語の『寿限無』もバリエーションの一つ。 日本昔話集成タイプ番号は「638.長い名の子」。日本以外で同タイプの民話は稀だが、アメリカには1900年などに日本の話として紹介され、後に話の舞台が日本から中国に変わった。