魏晋南北朝表(ぎしんなんぼくちょうひょう)は中国魏晋南北朝時代の国の興亡の様子を示したものである。この表では青系統の色で示した国は漢民族が中心になって建てた国を表し、以下、赤=匈奴、緑=鮮卑、黄色=氐(氐は氏の下に線を引く)、白=羌で表す。以下のことに注意。 * あくまで中心になって建てた民族であり、その国の住民全てがその民族ということではない。 * この表では、後秦を滅ぼしたのが夏のように見えてしまうが、後秦を滅ぼしたのは東晋の将軍・劉裕(後の宋武帝)である。 * この表には甘粛省の一部に拠った小政権仇池や、湖北省の一部に拠った小政権後梁が抜けている。 * この表では北朝に比べて南朝の領土が非常に狭いように見えるが、江南(長江流域)は現在の浙江省・江蘇省・安徽省・湖北省・湖南省などの複数の省にまたがった広い地域である。