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「名鉄岡崎市内線」の版間の差分

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{{告知|確認|開業日・開業区間について|ノート:名鉄岡崎市内線|開業日・開業区間|date=2023年12月2日 (土) 13:59 (UTC)}}
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| caption = [[殿橋]]を渡る岡崎市内線
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| caption = 運転最終日のモ50形62号
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| open = 開業式典日<br>1898年12月28日{{refnest|group=注釈|name=開業日-1|[{{NDLDC|805310/386}} 『帝国鉄道要鑑. 第3版』]や[{{NDLDC|1067822/47}} 『岡崎商工会議所五十年史』p.71]、『RM LRBRARY 48 名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』などの文献では、この日を開業日として記載している<ref name="帝国鉄道要鑑" /><ref name="岡崎商工会議所" /><ref name="藤井4" /><ref name="7号東海" />。}}<br>営業運転開始日<br>1899年1月1日{{refnest|group=注釈|name=開業日-2|[{{NDLDC|805361/44}} 『鉄道院年報 明治41 , 42 , 43年度 軌道之部』]や[{{NDLDC|1190630/123}} 『地方鉄道及軌道一覧:附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』]、『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』など文献では、この日を開業日として記載している<ref name="鉄道院年報" /><ref name="地方鉄道及軌道一覧" /><ref name="私鉄資料" /><ref name="社史723" /><ref name="市史4-300" />。}}
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'''岡崎市内線'''(おかざきしないせん)とは、[[愛知県]][[岡崎市]]内の[[岡崎井田駅|岡崎井田]]と[[岡崎駅前駅|岡崎駅前]]を結んでいた[[名古屋鉄道]](名鉄)の[[路面電車]]。便宜的には'''福岡線'''(ふくおかせん)の岡崎駅前間 - [[福岡町駅|福岡町]]および'''[[名鉄挙母線|挙母線]]'''(ころもせん)の[[大樹寺駅|大樹寺]] - 岡崎井田間を含む、大樹寺 - 福岡町間を指す。

[[File:U-MP218M Meitetsu 4302 Fukuokacho 1.jpg|thumb|270px|岡崎駅前 - 福岡町間のバス専用道路を走る[[名鉄バス]]]]
[[File:Okazaki Densha-dori Sign.jpg|thumb|270px|岡崎市内線が走っていた道路には[[愛知県道483号岡崎幸田線|電車通り]]という愛称がある]]

'''岡崎市内線'''(おかざきしないせん)とは、[[愛知県]][[岡崎市]]内の[[岡崎駅前駅|岡崎駅前]]と[[岡崎井田駅|岡崎井田]]を結んでいた[[名古屋鉄道]](名鉄)の[[路面電車]]。便宜的には'''福岡線'''(ふくおかせん)の[[福岡町駅|福岡町]] - 岡崎駅前間および'''[[名鉄挙母線|挙母線]]'''(ころもせん)の岡崎井田 - [[大樹寺駅|大樹寺]]間を含む、福岡町 - 大樹寺間を指す。

国鉄[[岡崎駅]]と岡崎の市街地が離れていたのを結ぶため、当初は[[馬車鉄道]]として、[[1899年]]に岡崎停車場(現在の[[岡崎駅]]) - 明大寺間が開業。順次延伸し、[[1924年]]には路面電車として岡崎駅前 - 大樹寺間が全通した。[[1951年]]には福岡町 - 岡崎駅前間を延伸したが、[[モータリゼーション]]の流れに押され、[[1962年]]に全線が廃止された。[[新設軌道]]であった福岡町 - 岡崎駅前間の廃線跡は[[名鉄バス]]の[[バス専用道路]]に転用されたが、これも2016年3月末に廃止された<ref name=busroad>清水武、田中義人 『名古屋鉄道 1世紀の記録』 アルファベータブックス、2016年、101頁。</ref>。


== 路線データ ==
== 路線データ ==
路線廃止時点のもの。
路線廃止時点のもの。
* 路線距離:8.8km
* 路線距離:8.8 km
** 福岡線:福岡町 - 岡崎駅前2.5km(うち2.4kmが[[地方鉄道法]]による鉄道線、0.1kmが[[軌道法]]による[[軌道 (鉄道)|軌道線]]<ref>{{Cite book|和書|editor =名古屋鉄道|year =1961|title = 名古屋鉄道社史|asin = B000JAMKU4|page=689}}</ref>
** 挙母線:大樹寺 - 岡崎井田0.5 km(地方鉄道法による鉄道線)
** 岡崎市内線:岡崎駅前 - 岡崎井田間 5.8km(軌道法による軌道線)
** 岡崎市内線:岡崎井田 - 岡崎駅前間 5.8 km(軌道法による軌道線)
** 挙母線:岡崎井田 - 大樹寺0.5km(地方鉄道法による鉄道線)
** 福岡線:岡崎駅前間 - 福岡町2.5 km(うち2.4 kmが[[地方鉄道法]]による鉄道線、0.1 kmが[[軌道法]]による[[軌道 (鉄道)|軌道線]]<ref name="社史689" />
* [[軌間]]:1067mm
* [[軌間]]:1067mm
* 複線区間:岡崎駅前 - 康生町間(岡崎市内線)
* 複線区間:康生町 - 岡崎駅前間(岡崎市内線)
* 電化区間:全線(直流600V)
* 電化区間:全線(直流600V)


== 歴史 ==
== 歴史 ==
岡崎の市街地([[額田郡]][[岡崎市|岡崎町]])と官設鉄道(のちの国鉄、現・JR東海)[[岡崎駅]](当時岡崎停車場、同郡[[岡崎村 (愛知県)|岡崎村]]大字羽根)が離れていたのを結ぶため、当初は[[馬車鉄道]]として、[[1898年]]([[明治]]31年)12月に開業式典を行い<ref name="扶桑新聞" /><ref name="市史4-299" /><ref name="kamiya" />{{refnest|group=注釈|name=開業日-1}}、[[1899年]](明治32年)1月に営業運転を開始した<ref name="鉄道院年報" /><ref name="地方鉄道及軌道一覧" /><ref name="私鉄資料" /><ref name="社史723" /><ref name="市史4-300" />{{refnest|group=注釈|name=開業日-2}}{{疑問点|date=2020年4月|talksection=開業日・開業区間}}。区間は、岡崎町内殿橋南詰(所在地岡崎町明大寺下郷中、現・殿橋南詰交差点付近、現所在地岡崎市明大寺町下郷中<ref name="GoogleMap 明大寺町" />)から岡崎停車場(距離:2哩0分3厘=2[[マイル|M]]03[[チェーン (単位)|C]]≒約3.3 km、1M(哩)≒1.609 kmで換算)で<ref name="岡崎商工会議所" /><ref name="鉄道院年報" /><ref name="私鉄資料" /><ref name="藤井4-5" />{{refnest|group=注釈|name=公文書-1}}(一部の文献では、開業区間を「明大寺(後の[[東岡崎駅前駅|東岡崎駅前]])- 岡崎停車場(後の[[岡崎駅前駅|岡崎駅前]])間」<ref name="社史723" /><ref name="市史4-300" />、殿橋南詰までの到達を「1899年(明治32年)12月」<ref name="市史4-300" /><ref name="市川138" />と記載している){{refnest|group=注釈|name=開業区間}}{{refnest|group=注釈|name=康生町到達}}{{refnest|group=注釈|name=電停名-1}}{{疑問点|date=2020年4月|talksection=開業日・開業区間}}、1907年(明治40年)6月には、殿橋南詰対岸の殿橋北詰(距離:0哩1分2厘=0M12C≒約0.2 km、岡崎停車場までの合計距離:2哩1分5厘=2M15C≒約3.5 km、所在地岡崎町大字康生<ref name="岡崎-10" /><ref name="岡崎案内-18" />、現・殿橋北交差点付近、現所在地岡崎市康生通南2丁目<ref name="藤井13" /><ref name="GoogleMap 康生通南" />、後の[[岡崎殿橋駅|岡崎殿橋]])まで延長した<ref name="鉄道院年報" /><ref name="私鉄資料" /><ref name="藤井4-5" /><ref name="石野" />{{refnest|group=注釈|name=公文書-2}}{{refnest|group=注釈|name=殿橋北詰延長}}{{refnest|group=注釈|name=電停名-2}}{{疑問点|date=2020年4月|talksection=開業日・開業区間}}。以後順次延伸し、[[1924年]]([[大正]]13年)には路面電車として[[大樹寺駅|大樹寺]] - 岡崎駅前間が全通した<ref name="7号東海" />。
* [[1898年]](明治31年)

** [[2月14日]] - 「'''岡崎馬車鉄道'''」設立<ref name="kamiya">『神谷傳兵衛』(中日新聞社、2018年)250 - 260頁、新實守『三河鉄道(現・名鉄三河線)の救世主』</ref>。
[[1951年]]([[昭和]]26年)には岡崎駅前 - [[福岡町駅|福岡町]]間を延伸<ref name="7号東海" /><ref name="私鉄資料 名鉄" /><ref name="社史353" />したが、[[モータリゼーション]]の流れに押され、[[1962年]](昭和37年)に全線が廃止された<ref name="7号東海" /><ref name="私鉄資料 名鉄" /><ref name="私鉄資料 名鉄三河" />。[[新設軌道]]であった福岡町 - 岡崎駅前間の廃線跡は[[名鉄バス]]の[[バス専用道路]]に転用されたが、これも2016年3月末に廃止された<ref name="busroad" />。
** [[12月28日]] - 開通式<ref name="kamiya" /><ref>『扶桑新聞』1898年12月29日</ref>。

* [[1899年]](明治32年)[[1月1日]] - 岡崎停車場(後、[[岡崎駅前駅|岡崎駅前]]) - 明大寺間開業<ref>[{{NDLDC|1190630/123}} 『地方鉄道及軌道一覧 : 附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』]</ref><ref>[{{NDLDC|805361/44}} 『鉄道院年報. 明治42年度 軌道之部』](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref><ref group="注釈">[{{NDLDC|805310/386}} 『帝国鉄道要鑑. 第3版』]では1898年12月27日開業としている。</ref>。軌間762mmの単線軌道。
=== 年表 ===
* [[1907年]](明治40年)[[6月22日]] - [[康生町駅|康生町]]まで延伸<ref name="kamiya" />。
* [[1898年]]([[明治]]31年)
* [[1911年]](明治44年)[[10月2日]] - 電気鉄道への脱皮を計画し、社名を「'''岡崎電気軌道'''」と改称<ref>[{{NDLDC|2951854/16}} 『官報』1911年10月14日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。
* [[1912年]](大正元年)[[831]] - 電気鉄道の運転開始。同時に1067mm軌間へ改軌<ref name="kamiya" />。
** 214:'''岡崎馬車鉄道'''設立<ref name="kamiya" />。
**12月28日:開業式典が行われる<ref name="扶桑新聞" /><ref name="市史4-299" /><ref name="kamiya" />{{refnest|group=注釈|name=開業日-1}}{{疑問点|date=2020年4月|talksection=開業日・開業区間}}。
* 1921年(大正10年)8月10日 - 軌道特許状下付(岡崎市康生町-同市井田町間)<ref>[{{NDLDC|2954825/4}} 「軌道特許状下付」『官報』1921年8月12日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
*[[1899年]](明治32年)1月1日:岡崎町内殿橋南詰(所在地岡崎町明大寺下郷中、現・殿橋南詰交差点付近、現所在地岡崎市明大寺町下郷中<ref name="GoogleMap 明大寺町" />)から岡崎停車場(距離:2哩0分3厘≒約3.3 km)の間で営業運転開始<ref name="岡崎商工会議所" /><ref name="私鉄資料" /><ref name="藤井4-5" />{{refnest|group=注釈|name=開業日-2}}(開業区間を「明大寺(後の東岡崎駅前)- 岡崎停車場(後の岡崎駅前)間」<ref name="社史723" /><ref name="市史4-300" />、殿橋南詰までの到達を「1899年(明治32年)12月」と記載<ref name="市史4-300" /><ref name="市川138" />している文献も存在する){{refnest|group=注釈|name=公文書-1|『鉄道院年報』では、特許区間および距離が「区間:岡崎町明大寺下郷中、岡崎村大字羽根 距離:2哩0分3厘」、営業路線区間および距離が「区間:岡崎町、岡崎村大字羽根 距離:2哩0分3厘」と記載<ref name="鉄道院年報" />}}{{refnest|group=注釈|name=開業区間|開業区間については、前述の『鉄道院年報』の岡崎町明大寺<ref name="岡崎案内-20" /><ref name="岡崎-10" />は現・岡崎市明大寺町<ref name="GoogleMap 明大寺町" />と同市明大寺本町1 - 2丁目<ref name="GoogleMap 明大寺本町" />、岡崎村大字羽根<ref name="岡崎-12" />は、現・岡崎市羽根町<ref name="GoogleMap 羽根町" />に当たる。また、前述の『鉄道院年報』や『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』(開業区間は「岡崎停車場前 - 岡崎町」と記載)では、営業距離が2哩0分3厘≒3.26627 km(ただし、後者では「2M02C」(3.25018 km)との記載。両者1M≒1.609 kmで換算)<ref name="鉄道院年報" /><ref name="私鉄資料" />で、殿橋南詰の所在地は前述の地点<ref name="GoogleMap 明大寺町" />なので、開業時点では殿橋南詰(停留所名については後述)から岡崎停車場(後の岡崎駅前)間で営業を始めたと考えられる。なお、明大寺(東岡崎駅前)の所在地は現・名鉄名古屋本線東岡崎駅西側の明大寺本町交差点付近(岡崎市明大寺本町2丁目)<ref name="岡崎-10" /><ref name="GoogleMap 明大寺本町" /><ref name="藤井13,19" />であり、ここから岡崎駅前までは3.0km<ref name="7号東海" />なので、「開業区間を明大寺 - 岡崎停車場間」と記載している文献<ref name="社史723" /><ref name="市史4-300" />と前述の『鉄道院年報』とでは、開業区間および営業距離の矛盾が生じている。}}{{refnest|group=注釈|name=康生町到達|[{{NDLDC|1190630/123}} 鉄道省監督局 編『地方鉄道及軌道一覧:附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』]では、1899年(明治32年)1月時点で康生町電停まで開業との記載<ref name="地方鉄道及軌道一覧" />であるが、1915年(大正4年)9月19日付の尾三新聞の記事にて「終点たる殿橋」との記述がある<ref name="市史10-627" />。また、同年発行の『岡崎』でも「岡崎駅と市街の南、殿橋との間二哩十六鎖」としている(2M16C≒約3.5 km、小数点第5位まで3.47544 km)<ref name="市史10-629" />。なお、岡崎殿橋電停が置かれた殿橋北詰も康生町地内<ref name="岡崎-10" /><ref name="岡崎案内-18" />(現・岡崎市康生通南<ref name="藤井13" /><ref name="GoogleMap 康生通南" />)である<ref name="鉄道停車場一覧" />。}}{{refnest|group=注釈|name=電停名-1|開業当時の岡崎町側の停留所名(後の東岡崎駅前)については、
* [[1922年]](大正11年) - 岡崎停車場 - 殿橋(後、[[岡崎殿橋駅|岡崎殿橋]])間複線化。
* 「明大寺」(記載文献:『名古屋鉄道社史』<ref name="社史723" />、『新編岡崎市史 4 近代』<ref name="市史4-300" />『RM LRBRARY 48 名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』〔通称名として〕<ref name="藤井19" />)
* [[1923年]](大正12年)[[9月8日]] - 康生町 - [[岡崎井田駅|岡崎井田]]間延伸<ref>[{{NDLDC|974248/552}} 『鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度』](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。
* 「是字寺」(記載文献:『日本鉄道旅行地図帳 全駅・全線・全廃線 7号 東海』<ref name="7号東海" />、『RM LRBRARY 48 名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』〔開業時の名称として〕<ref name="藤井19" />)
* [[1927年]](昭和2年)
とそれぞれ記載されている。なお、殿橋の電停名ついては後述。}}{{疑問点|date=2020年4月|talksection=開業日・開業区間}}。軌間762mmの単線軌道<ref name="市川138" />。
** [[6月1日]] - [[三河鉄道]]と岡崎電気軌道の合併が認可される<ref name="gappei">[{{NDLDC|1022006/116}} 『鉄道統計資料. 昭和2年』](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref><ref name="asahi19280225">朝日新聞朝刊、1928年2月25日</ref>。
** [[7月19日]] - '''三河鉄道''''''岡崎電気軌道'''を合併<ref name="gappei" />。
*この間に殿橋改築される<ref name="市史4-300" />。
*[[1907年]](明治40年)6月22日:殿橋南詰対岸の殿橋北詰(距離:0哩1分2厘=0M12C≒約0.2 km、岡崎停車場までの合計距離:2哩1分5厘=2M15C≒約3.5 km、所在地岡崎町大字康生<ref name="岡崎-10" /><ref name="岡崎案内-18" />、現・殿橋北交差点付近、現所在地岡崎市康生通南2丁目<ref name="藤井13" /><ref name="GoogleMap 康生通南" />、後の岡崎殿橋)まで延長<ref name="鉄道院年報" /><ref name="私鉄資料" /><ref name="藤井4-5" /><ref name="石野" />{{refnest|group=注釈|name=公文書-2|『鉄道院年報』では、特許区間および営業距離が「区間:岡崎町明大寺下郷中 - 岡崎町大字康生 距離:0哩1分2厘 計:2哩1分5厘」、営業路線区間および距離が「区間:岡崎町地内 距離:0哩1分2厘 計:2哩1分5厘 開業年月日:40.6.22」との記載<ref name="鉄道院年報" />}}{{refnest|group=注釈|name=殿橋北詰延長|殿橋南詰対岸の殿橋北詰まで延長については、延長距離が0M12C≒0.19308 km、岡崎停車場まで合計距離が2M15C≒約3.45935 km<ref name="鉄道院年報" />となり、殿橋北詰の所在地は前述の位置に存在していた<ref name="藤井13" />(ただし、[[1927年]]([[昭和]]2年)に殿橋が架け替えられる前は、乙川の上流側にあった木製の専用橋で渡り、電停も別の場所にあった<ref name="岡崎-10" /><ref name="藤井4-5,21" />)。この延長については、『新・鉄道廃線跡を歩く 3 北陸・信州・東海編』内「国鉄・私鉄の廃線停車場一覧」では「殿橋南 - 殿橋北間開業<ref name="石野" />」との記載で、その他『RM LRBRARY 48 名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』は「殿橋の北側の駅」と記載<ref name="藤井4-5" />、『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』は「距離:10C(2M12C)」(10C≒約0.16 km、2M12C≒約3.4 km)との記載<ref name="私鉄資料" />で、3者いずれも延長年月日は1907年(明治40年)6月22日であるが、『名古屋鉄道社史』、『鉄道ピクトリアル 1979年12月号』市川満著「姿を消した岡崎の名鉄線」、『名古屋鉄道百年史』は「1907年(明治40年)6月22日に康生町電停まで到達」<ref name="社史613" /><ref name="市川142" /><ref name="百年史便覧" />としている。また、『岡崎商工会議所五十年史』p.72では「明治40年5月殿橋南、殿橋間2分を延長」<ref name="岡崎商工会議所-72" />との記載があり、『新編岡崎市史』や『鉄道ピクトリアル 1979年12月号』も5月延伸を支持している<ref name="市史4-300"/><ref name="市川138"/>。}}{{refnest|group=注釈|name=電停名-2|殿橋南・北詰の電停名については、馬車鉄道開業直後が「'''殿橋南'''」<ref name="市川138" /><ref name="市史4-300" />、殿橋北詰まで延長時は「'''殿橋北'''」<ref name="石野" /><ref name="市史4-300" />との名称で記載(電化・改軌前は前者と後者が両方存在していたともあるが、詳細は不明)している文献があれば、馬車鉄道開業当時から北詰まで延長時も含め「'''岡崎'''」<ref name="7号東海" /><ref name="藤井8,21" />(殿橋北詰まで延長時は「岡崎 移 明40 1907.6.22」と記載<ref name="7号東海" />)や「'''岡崎町'''」<ref name="私鉄資料" /><ref name="石野" /><ref name="和久田" />と記載する文献もあり、また『日本鉄道旅行地図帳 全駅・全線・全廃線 7号 東海』では「岡崎」→「岡崎町」へ改称(この改称は、1915年以降と記載)<ref name="7号東海" />との記載もある。しかし、これらの名称はいずれも通称名と考えられる。正式名称については、後述の電化および改軌後に「殿橋」が正式名称となり<ref name="石野" /><ref name="市史10-626,627" />、「岡崎殿橋」に改称したのは、[{{NDLDC|3461950/172}} 鐵道院出版『鐵道停車場一覽』]から[[1917年]](大正6元年)<ref name="鐵道停車場一覽 大正6年" />以前と考えられるが、1919年以前に改称と記載している文献(ただし、駅名は「岡崎町→改 岡崎殿橋」と記載)<ref name="7号東海" />もあり、時期は不詳である。さらに、殿橋駅に再改称したとする文献もある<ref name="藤井8" />。}}{{疑問点|date=2020年4月|talksection=開業日・開業区間}}。
* [[1934年]](昭和9年) - [[名鉄挙母線|岡崎線(後の挙母線)]][[上挙母駅|上挙母]]から岡崎駅前まで直通[[気動車|ガソリンカー]]の運転開始(瓦斯倫併用認可昭和9年7月30日)<ref>[{{NDLDC|1190630/123}} 『地方鉄道及軌道一覧 : 附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。
*[[1911年]](明治44年)10月2日:臨時株主総会で馬車鉄道の電化・改軌および会社名を'''岡崎電気軌道'''に改めることを決議する<ref name="官報 1911年10月14日" /><ref name="市史4-442" /><ref name="藤井5" />。
* [[1941年]](昭和16年)[[6月1日]] - 三河鉄道、'''名古屋鉄道'''に合併。同じ頃、ガソリン統制から直通ガソリンカーの運転を休止。
*[[1912年]]
* [[1945年]](昭和20年)[[7月20日]] - [[岡崎空襲]]により、全電車11両の内6両を焼失。
**(明治45年)6月:電化改軌工事に伴い馬車鉄道の運行休止<ref name="市史4-442" /><ref name="藤井5" />。
* [[1951年]](昭和26年)[[12月1日]] - 戦時中に[[不要不急線|不要不急路線]]として休止になっていた旧[[名鉄西尾線|西尾線]]岡崎新 - [[西尾駅|西尾]]間のうち、岡崎駅前 - [[福岡町駅|福岡町]]間を岡崎市内線と直通運転する'''福岡線'''として復活
**([[大正]]元年)9月1日:電化・改軌完了。殿橋 - 岡崎停車場間電車運転開始<ref name="市川138" /><ref name="藤井5" />{{refnest|group=注釈|岡崎市史では岡崎停車場 - 殿橋南間としている<ref name="市史4-443" />。また、尾三新聞(1912年8月7日付)でも工事区間を「岡崎駅前より殿橋際まで」と報じている<ref name="市史10-626" />。しかし、殿橋北詰までの電車延伸については市史に記載がない。}}{{refnest|group=注釈|終点の殿橋について、電化当初の回数乗車券には「岡崎」と印字されていた<ref name="市史4-443" /><ref name="藤井8" />。}}。
* [[1954年]](昭和29年) - 殿橋 - 康生町間複線化。
* [[1921年]](大正10年)8月10日:軌道特許状下付(岡崎市康生町 - 同市井田町間)<ref name="軌道特許状下付" />
* [[1962年]](昭和37年)[[6月17日]] - バスに転換する形で福岡町 - [[大樹寺駅|大樹寺]]間廃止。岡崎駅前 - 福岡町間の用地はレール撤去後、[[バス専用道路]]となる。
* [[1922年]](大正11年):岡崎殿橋 - 岡崎停車場間複線化<ref name="市史4-1078" />。
* [[2016年]](平成28年)3月31日 - <!--道路及び下水道などの-->都市基盤整備事業のため、そのバス専用道路が廃止となる<ref name=busroad/>。
* [[1923年]](大正12年)9月8日:[[岡崎井田駅|岡崎井田]] - 岡崎殿橋間開業<ref name="7号東海" /><ref name="私鉄資料" /><ref name="市史4-1078"/><ref name="社史745" /><ref name="鉄道省鉄道統計資料" />。
* [[1924年]](大正13年)12月27日:鉄道線(郡部線)として岡崎井田 - [[大樹寺駅|大樹寺]] - [[門立駅|門立]]間が開通<ref name="7号東海" /><ref name="社史747" />(後の岡崎線→[[名鉄挙母線|挙母線]]。このうち市内線が乗り入れたのは大樹寺 - 岡崎井田間<ref name="市川142"/>)。
* [[1927年]](昭和2年)7月19日:岡崎電気軌道が[[三河鉄道]]と合併し、同社の路線となる<ref name="私鉄資料" /><ref name="石野"/><ref name="合併" />。岡崎電気軌道は同日付で解散<ref name="官報 1927年9月9日" />{{refnest|group=注釈|両社の合併契約書では主務官庁の認可が下りることを条件に4月16日を合併予定日としていた<ref name="市史10-1194" />。しかし実際に認可されたのは6月1日であり、合併実施日もその影響で7月19日にずれ込んだ<ref name="合併" />。しかし名鉄社史の年表では当初の合併予定日である4月16日を掲載しており<ref name="社史751" />、同年以降複数の文献がこれを採用している<ref name="7号東海" /><ref name="市川138" /><ref name="藤井6" />。}}。
* [[1934年]](昭和9年)7月30日:[[気動車|ガソリンカー]]併用認可<ref name="地方鉄道及軌道一覧" />。[[豊田市駅|挙母駅]] - 岡崎駅前間の直通運転を目的に[[三河鉄道キ10形気動車|キ10形気動車]]を導入<ref name="車両史" />。
* [[1941年]](昭和16年)6月1日:名古屋鉄道が三河鉄道を合併<ref name="私鉄資料" /><ref name="社史227" />。同社の'''岡崎市内線'''となる<ref name="藤井8" />。同時期にキ10形気動車は[[名鉄蒲郡線|三河線]]非電化区間に転属し<ref name="車両史"/>、直通ガソリンカーの運転を休止。
* [[1945年]](昭和20年)7月20日:[[岡崎空襲]]により[[岡崎車庫|車庫]]と殿橋貨物駅が被災。[[岡崎電気軌道の木造単車|木造単車]]6両と[[名鉄ミ1形電車#ミ4|散水車]]1両が焼失、[[三河鉄道デワ1形電車|電動貨車]]1両が破損<ref name="藤井8" />。
* [[1951年]](昭和26年)
**12月1日:戦時中に[[不要不急線|不要不急路線]]として休止になっていた旧[[名鉄西尾線|西尾線]]岡崎新 - [[西尾駅|西尾]]間のうち、岡崎駅前 - 福岡町間を岡崎市内線と直通運転する'''福岡線'''として復活<ref name="7号東海" /><ref name="私鉄資料 名鉄" /><ref name="社史353" />。
**本年中に殿橋貨物駅の貨物扱いを[[東岡崎駅]]に集約。以後、殿橋貨物駅は場所を示す名義上のみの存在となる<ref name="貨物輸送" />。
* [[1954年]](昭和29年)4月17日:岡崎殿橋 - 康生町間を複線化<ref name="社史786" />。
* [[1962年]](昭和37年)
**6月11日:殿橋貨物駅廃止。同駅所属の戸崎側線も廃止となる<ref name="貨物輸送-185,268" />。
**6月17日:バスに転換する形で岡崎福岡線・岡崎市内線福岡町 - 岡崎駅前 - 大樹寺間廃止<ref name="7号東海" /><ref name="私鉄資料 名鉄" /><ref name="私鉄資料 名鉄三河" />。岡崎駅前 - 福岡町間の用地はレール撤去後、[[バス専用道路]]となる。
* [[2016年]](平成28年)3月31日:<!--道路及び下水道などの-->都市基盤整備事業のため、そのバス専用道路が廃止となる<ref name="busroad" />。

<gallery widths="150" style="font-size:90%;">
Okazaki Station Meiji Period.jpg|馬車鉄道時代の岡崎駅前
岡崎市内線 花電車.jpg|運転最終日のモ50形62号
U-MP218M Meitetsu 4302 Fukuokacho 1.jpg|岡崎駅前 - 福岡町間のバス専用道路を走る[[名鉄バス]]
Okazaki-city-line-Tokaido-line-underpass-001.jpg|国鉄(現:JR東海)との交差地点(東若松-西若松間)
</gallery>

== 車両 ==
出典:藤井建『名鉄岡崎市内線―岡崎市電ものがたり』、清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』。清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』。<br />'''太字'''は廃線時に在籍した車両(貨車を除く。20両)。

'''岡崎電気軌道時代に入線'''
* [[岡崎電気軌道の木造単車|木造単車]]
**1号→[[名鉄モ45形電車|モ45形]](47):1912年-1960年
**2・3号→'''[[名鉄モ50形電車|モ50形]]'''(59・60):1912年-1962年
**4号:1912年-1922年
**5・6号:1914年-1922年
**7号→モ50形(61):1919年-1960年
**8号→'''モ50形'''(62):1919年-1962年
**9号→'''モ50形'''(63):1922年-1962年
**10号→モ45形(48):1922年-1960年
**11号→モ45形(49):1924年-1960年
**12号→'''モ50形'''(64):1924年-1962年
* [[岡崎電気軌道100形電車|100形]](101・102)→'''モ530形'''(531・532):1923年-1962年
* [[岡崎電気軌道200形電車|200形]]
**201:1924年-1938年
**202:1924年-1941年
* 散水車(1)→[[名鉄ミ1形電車|ミ1形]](4):1922年-1947年
* 貨車
** ワブ1→ワブ41→[[名鉄ワフ45形貨車|ワフ45形]]:1922年-1962年
** フト1→ト71→[[名鉄トフ60形貨車|トフ60形]]:1922年-1962年

'''三河鉄道時代に入線'''
*[[三河鉄道キ10形気動車|キ10形]](11-13):1934年-1941年
*[[三河鉄道デワ1形電車|デワ1形]](1・2)→'''デワ10形'''(11・12):1928年-1962年

'''名古屋鉄道時代に入線'''
*[[名鉄モ90形電車 (2代)|モ90形]](90-94):1945年-1954年
*[[名古屋鉄道100形電車|モ40形]](40-43):1954年-1960年
*'''モ50形'''(58):1954年-1962年
*'''モ50形'''(56・57):1957年-1962年
*'''[[瀬戸電気鉄道テ1形電車#大正8年製の増備車(名鉄モ20形)|モ20形]]'''(23):1960年-1962年
*'''モ50形'''(50-54・65・66):1957年-1962年

<gallery widths="150" style="font-size:90%;">
Okaden No.7.jpg|初期型木造単車(7号)<br />戦後は1号のみが原形を保ちモ45形47となる
Okaden No.12.jpg|後期型木造単車(12号)<br />戦後は10号・11号が原形を保ちモ45形48・49となる
Okaden 101.jpg|100形木造ボギー車<br />(後のモ530形)
Santetsu No.45.jpg|200形木造ボギー車
Santetsu ki 10.jpg|キ10形気動車
Santetsu dewa 1.jpg|デワ1形電動貨車<br />(後のデワ10形)
Meitetsu Mo 90 (II).jpg|モ90形木造単車
Meitetsu mo 60.jpg|モ50形木造単車<br />(戦災復旧車)
</gallery>


== 駅・電停一覧 ==
== 駅・電停一覧 ==
112行目: 176行目:
|地図1_説明 = <br />地形図にカーソルをかざすと廃線跡を表示
|地図1_説明 = <br />地形図にカーソルをかざすと廃線跡を表示
}}
}}
*廃止時点([[#imao|今尾 (2008)]]に基づく)
*廃止時点([[#imao|『日本鉄道旅行地図帳 全駅・全線・全廃線 7号 東海』p.44]]に基づく)
*全駅・電停とも[[愛知県]][[岡崎市]]に所在。
*全駅・電停とも[[愛知県]][[岡崎市]]に所在。
*挙母線と福岡線は鉄道。岡崎市内線は軌道。
*挙母線と福岡線は鉄道。岡崎市内線は軌道。
120行目: 184行目:
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|[[大樹寺駅]]
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297行目: 361行目:


== かつて岡崎市内線が敷設されていた道路 ==
== かつて岡崎市内線が敷設されていた道路 ==
[[File:Okazaki Densha-dori Sign.jpg|thumb|270px|岡崎市内線が走っていた道路には[[愛知県道483号岡崎幸田線|電車通り]]という愛称がある]]
* [[愛知県道39号岡崎足助線]](一部) : 「[[井田町 (岡崎市)|井田]]」交差点北方 - 「[[康生通南]]」交差点
* [[愛知県道39号岡崎足助線]](一部) : 「[[井田町 (岡崎市)|井田]]」交差点北方 - 「[[康生通南]]」交差点
* [[愛知県道483号岡崎幸田線]](一部) : 「康生通南」交差点 - 「[[羽根町 (岡崎市)|羽根]]」交差点
* [[愛知県道483号岡崎幸田線]](一部) : 「康生通南」交差点 - 「[[羽根町 (岡崎市)|羽根]]」交差点
* [[愛知県道478号岡崎停車場線]](全線) : 「羽根」交差点 - 岡崎駅前
* [[愛知県道478号岡崎停車場線]](全線) : 「羽根」交差点 - 岡崎駅前
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== 脚注 ==
== 脚注 ==
306行目: 372行目:
<references group="注釈" />
<references group="注釈" />
=== 出典 ===
=== 出典 ===
{{Reflist}}
{{Reflist|30em|refs=
: <ref name="鉄道院年報">[{{NDLDC|805361/44}} 『鉄道院年報』明治41 , 42 , 43年度 軌道之部 出版者:鉄道院](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="鐵道停車場一覽 大正6年">[{{NDLDC|3461950/172}} 『鐵道停車場一覽』大正6年3月31日現在 出版者:鐵道院 1917年](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="地方鉄道及軌道一覧">[{{NDLDC|1190630/123}} 『地方鉄道及軌道一覧:附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』著者:鉄道省監督局 編 出版者:鉄道同志会 昭和10年](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="帝国鉄道要鑑">[{{NDLDC|805310/386}} 『帝国鉄道要鑑. 第3版』著者:木下立安 出版者:鉄道時報局](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="岡崎商工会議所">[{{NDLDC|1067822/47}} 『岡崎商工会議所五十年史』出版者:岡崎商工会議所 昭和17年 p.71](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="岡崎商工会議所-72">[{{NDLDC|1067822/48}} 『岡崎商工会議所五十年史』出版者:岡崎商工会議所 昭和17年 p.72](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="官報 1911年10月14日">[{{NDLDC|2951854/16}} 『官報』1911年(明治44年)10月14日 出版者:大蔵省印刷局(編)](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="鉄道停車場一覧">[{{NDLDC|1025500/282}} 『鉄道停車場一覧 : 附・関係法規,線路図運賃早見表 昭和2年版』著者:鉄道省 編纂 出版者:鉄道教育会 昭和2年](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="軌道特許状下付">[{{NDLDC|2954825/4}} 「軌道特許状下付」『官報』1921年(大正10年)8月12日 出版者:大蔵省印刷局(編)](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="合併">[{{NDLDC|1022006/116}} 『鉄道統計資料. 昭和2年』著者:鉄道省 編 出版者:鉄道省 昭和4年](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
: <ref name="官報 1927年9月9日">[{{NDLDC|2956671/13}} 『官報』1927年(昭和2年)9月9日 出版者:大蔵省印刷局(編)](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
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: <ref name="社史227">{{Cite book|和書|author=名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)|year=1961 |title=名古屋鉄道社史 |publisher=名古屋鉄道 |page=227}}</ref>
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: <ref name="市史4-299">{{Cite book|和書|author=新編岡崎市史編集委員会(編)|year=1991 |title=新編岡崎市史 |volume=4 近代 |publisher=新編岡崎市史編さん委員会 |page=299}}</ref>
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: <ref name="市史4-443">{{Cite book|和書|author=新編岡崎市史編集委員会(編)|year=1991 |title=新編岡崎市史 |volume=4 近代 |publisher=新編岡崎市史編さん委員会 |page=443}}</ref>
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: <ref name="GoogleMap 明大寺町">[https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%84%9B%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E5%B8%82%E6%98%8E%E5%A4%A7%E5%AF%BA%E7%94%BA/@34.9437118,137.159294,15z/data=!3m1!4b1!4m6!3m5!1s0x6004bd19399a7281:0xd51b461c2935efa4!8m2!3d34.9477577!4d137.1691166!16s%2Fg%2F1yfp3k467?hl=ja&entry=ttu Googleマップ「愛知県岡崎市明大寺町」]</ref>
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}}


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
;各書籍
*{{cite book | 和書 | author = 今尾恵介(監修) | title = 日本鉄道旅行地図帳 | publisher = [[新潮社]] | volume = 7 東海 | year = 2008 | id = ISBN 978-4-10-790025-8 |ref = imao}}
*{{Cite book|和書|author=今尾恵介(監修)|year=2008-11-18 |title=日本鉄道旅行地図帳 全駅・全線・全廃線 |volume=7号 東海 |publisher=新潮社 |isbn=978-4107900258 |page=44 |ref=imao}}
* 藤井建『名鉄岡崎市内線』ネコパブリッシング、2003年
* {{Cite book|和書|author=藤井建 |year=2003-07-01 |title=名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり- |series=RM LRBRARY 48 |publisher=ネコ・パブリッシング |page=各 |isbn=978-4777050055}}
* {{Cite book|和書|author=新編岡崎市史編集委員会(編)|year=1991 |title=新編岡崎市史 |volume=4 近代 |publisher=新編岡崎市史編さん委員会 |page=各}}
* {{Cite book|和書|author=新編岡崎市史編集委員会(編)|year=1987 |title=新編岡崎市史 |volume=10 史料 近代下 |publisher=新編岡崎市史編さん委員会 |page=各}}
* {{Cite book|和書|author=名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)|year=1961 |title=名古屋鉄道社史 |publisher=名古屋鉄道 |page=岡崎市内線関連各}}
* 和久田康雄著『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』[[電気車研究会]] 2014年4月25日
**「5505 名古屋電気鉄道(1921.7.1譲渡)名古屋鉄道(1930.9.5改称)名岐鉄道(1935.8.1譲渡)名古屋鉄道」、101頁
**「5552 岡崎馬車鉄道(1911.10.2改称)岡崎電気軌道(1927.7.19合併)三河鉄道」、105 , 106頁
**「5560 名古屋鉄道(1930.9.5改称)名岐鉄道(1935.8.1譲渡)名古屋鉄道」、107頁
* {{Cite journal|和書|author=市川満 |title=姿を消した岡崎の名鉄線 |date=1979-12 |publisher=電気車研究会 |journal=鉄道ピクトリアル 1979年12月号 |volume=370 |pages=138,142}}
* 石野哲(編)「国鉄・私鉄の廃線停車場一覧」、今尾恵介(編)『新・鉄道廃線跡を歩く』 3 北陸・信州・東海編、JTBパブリッシング、p.219 ISBN 978-4533078606
* 清水武、田中義人 『名古屋鉄道 1世紀の記録』 アルファベータブックス、2016年、101頁
* 『神谷傳兵衛』(中日新聞社、2018年)新實守『三河鉄道(現・名鉄三河線)の救世主』、250 - 260頁
* {{Cite book|和書|author=和久田康雄 |year=2009 |title=日本の市内電車 1895-1945 |publisher=成山堂書店 |isbn=978-4425961511 |page=106}}
* {{Cite book|和書|author=清水武、田中義人 |year=2019 |title=名古屋鉄道車両史 上巻 |publisher=アルファベータブックス |isbn=978-4865988475 |page=109}}
* {{Cite book|和書|title=名古屋鉄道の貨物輸送 |author1=清水武 |author2=田中義人 |author3=澤内一晃 |publisher=フォト・パブリッシング |year=2021 |isbn=978-4802132701 |pages=183 , 185 , 268}}
;国立国会図書館デジタルコレクション
*『鉄道院年報』明治41 , 42 , 43年度 軌道之部 出版者:鉄道院
*『帝国鉄道要鑑. 第3版』著者:木下立安 出版者:鉄道時報局
*『官報』1911年(明治44年)10月14日 出版者:大蔵省印刷局(編)
*『鐵道停車場一覽』大正6年3月31日現在 出版者:鐵道院 1917年
*「軌道特許状下付」『官報』1921年(大正10年)8月12日 出版者:大蔵省印刷局(編)
*『鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度』著者:鉄道省 編 出版者:鉄道院 大正15年
*『鉄道停車場一覧 : 附・関係法規,線路図運賃早見表 昭和2年版』著者:鉄道省 編纂 出版者:鉄道教育会 昭和2年
*『官報』1927年(昭和2年)9月9日 出版者:大蔵省印刷局(編)
*『鉄道統計資料. 昭和2年』著者:鉄道省 編 出版者:鉄道省 昭和4年
*『地方鉄道及軌道一覧:附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』著者:鉄道省監督局 編 出版者:鉄道同志会 昭和10年
*『岡崎商工会議所五十年史』出版者:岡崎商工会議所 昭和17年 pp.71 , 72


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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[[Category:中部地方の鉄道路線 (廃止)|おかさきしないせん]]
[[Category:中部地方の鉄道路線 (廃止)|おかさきしないせん]]
[[Category:名古屋鉄道の廃線|おかさきしない]]
[[Category:名古屋鉄道の廃線|おかさきしない]]
[[Category:かつて存在した路面電車路線]]
[[Category:かつて存在した日本の路面電車路線]]
[[Category:岡崎電気軌道|路おかさきしないせん]]
[[Category:岡崎電気軌道|路おかさきしないせん]]
[[Category:三河鉄道|路おかさきしないせん]]
[[Category:三河鉄道|路おかさきしないせん]]

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名古屋鉄道 岡崎市内線
殿橋を渡る岡崎市内線
概要
現況 廃止
起終点 起点:大樹寺駅
終点:福岡町駅
駅数 23駅
路線 挙母線大樹寺 - 岡崎井田
岡崎市内線:岡崎井田 - 岡崎駅前
福岡線:岡崎駅前 - 福岡町
運営
開業 開業式典日
1898年12月28日[注釈 1]
営業運転開始日
1899年1月1日[注釈 2]
市内線全通 1924年12月27日 (1924-12-27)
福岡線開業 1951年12月1日 (1951-12-01)
廃止 1962年6月17日 (1962-6-17)
所有者 岡崎馬車鉄道→岡崎電気軌道
三河鉄道名古屋鉄道
路線諸元
路線総延長 8.8 km (5.5 mi)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 直流600 V,
架空電車線方式
テンプレートを表示

岡崎市内線(おかざきしないせん)とは、愛知県岡崎市内の岡崎井田岡崎駅前を結んでいた名古屋鉄道(名鉄)の路面電車。便宜的には福岡線(ふくおかせん)の岡崎駅前間 - 福岡町および挙母線(ころもせん)の大樹寺 - 岡崎井田間を含む、大樹寺 - 福岡町間を指す。

路線データ

[編集]

路線廃止時点のもの。

  • 路線距離:8.8 km
    • 挙母線:大樹寺 - 岡崎井田間 0.5 km(地方鉄道法による鉄道線)
    • 岡崎市内線:岡崎井田 - 岡崎駅前間 5.8 km(軌道法による軌道線)
    • 福岡線:岡崎駅前間 - 福岡町間 2.5 km(うち2.4 kmが地方鉄道法による鉄道線、0.1 kmが軌道法による軌道線[10]
  • 軌間:1067mm
  • 複線区間:康生町 - 岡崎駅前間(岡崎市内線)
  • 電化区間:全線(直流600V)

歴史

[編集]

岡崎の市街地(額田郡岡崎町)と官設鉄道(のちの国鉄、現・JR東海)岡崎駅(当時岡崎停車場、同郡岡崎村大字羽根)が離れていたのを結ぶため、当初は馬車鉄道として、1898年明治31年)12月に開業式典を行い[11][12][13][注釈 1]1899年(明治32年)1月に営業運転を開始した[5][6][7][8][9][注釈 2][疑問点]。区間は、岡崎町内殿橋南詰(所在地岡崎町明大寺下郷中、現・殿橋南詰交差点付近、現所在地岡崎市明大寺町下郷中[14])から岡崎停車場(距離:2哩0分3厘=2M03C≒約3.3 km、1M(哩)≒1.609 kmで換算)で[2][5][7][15][注釈 3](一部の文献では、開業区間を「明大寺(後の東岡崎駅前)- 岡崎停車場(後の岡崎駅前)間」[8][9]、殿橋南詰までの到達を「1899年(明治32年)12月」[9][16]と記載している)[注釈 4][注釈 5][注釈 6][疑問点]、1907年(明治40年)6月には、殿橋南詰対岸の殿橋北詰(距離:0哩1分2厘=0M12C≒約0.2 km、岡崎停車場までの合計距離:2哩1分5厘=2M15C≒約3.5 km、所在地岡崎町大字康生[17][18]、現・殿橋北交差点付近、現所在地岡崎市康生通南2丁目[19][20]、後の岡崎殿橋)まで延長した[5][7][15][21][注釈 7][注釈 8][注釈 9][疑問点]。以後順次延伸し、1924年大正13年)には路面電車として大樹寺 - 岡崎駅前間が全通した[4]

1951年昭和26年)には岡崎駅前 - 福岡町間を延伸[4][22][23]したが、モータリゼーションの流れに押され、1962年(昭和37年)に全線が廃止された[4][22][24]新設軌道であった福岡町 - 岡崎駅前間の廃線跡は名鉄バスバス専用道路に転用されたが、これも2016年3月末に廃止された[25]

年表

[編集]
  • 1898年明治31年)
  • 1899年(明治32年)1月1日:岡崎町内殿橋南詰(所在地岡崎町明大寺下郷中、現・殿橋南詰交差点付近、現所在地岡崎市明大寺町下郷中[14])から岡崎停車場(距離:2哩0分3厘≒約3.3 km)の間で営業運転開始[2][7][15][注釈 2](開業区間を「明大寺(後の東岡崎駅前)- 岡崎停車場(後の岡崎駅前)間」[8][9]、殿橋南詰までの到達を「1899年(明治32年)12月」と記載[9][16]している文献も存在する)[注釈 3][注釈 4][注釈 5][注釈 6][疑問点]。軌間762mmの単線軌道[16]
  • この間に殿橋が改築される[9]
  • 1907年(明治40年)6月22日:殿橋南詰対岸の殿橋北詰(距離:0哩1分2厘=0M12C≒約0.2 km、岡崎停車場までの合計距離:2哩1分5厘=2M15C≒約3.5 km、所在地岡崎町大字康生[17][18]、現・殿橋北交差点付近、現所在地岡崎市康生通南2丁目[19][20]、後の岡崎殿橋)まで延長[5][7][15][21][注釈 7][注釈 8][注釈 9][疑問点]
  • 1911年(明治44年)10月2日:臨時株主総会で馬車鉄道の電化・改軌および会社名を岡崎電気軌道に改めることを決議する[45][46][47]
  • 1912年
    • (明治45年)6月:電化改軌工事に伴い馬車鉄道の運行休止[46][47]
    • 大正元年)9月1日:電化・改軌完了。殿橋 - 岡崎停車場間電車運転開始[16][47][注釈 10][注釈 11]
  • 1921年(大正10年)8月10日:軌道特許状下付(岡崎市康生町 - 同市井田町間)[50]
  • 1922年(大正11年):岡崎殿橋 - 岡崎停車場間複線化[51]
  • 1923年(大正12年)9月8日:岡崎井田 - 岡崎殿橋間開業[4][7][51][52][53]
  • 1924年(大正13年)12月27日:鉄道線(郡部線)として岡崎井田 - 大樹寺 - 門立間が開通[4][54](後の岡崎線→挙母線。このうち市内線が乗り入れたのは大樹寺 - 岡崎井田間[37])。
  • 1927年(昭和2年)7月19日:岡崎電気軌道が三河鉄道と合併し、同社の路線となる[7][21][55]。岡崎電気軌道は同日付で解散[56][注釈 12]
  • 1934年(昭和9年)7月30日:ガソリンカー併用認可[6]挙母駅 - 岡崎駅前間の直通運転を目的にキ10形気動車を導入[60]
  • 1941年(昭和16年)6月1日:名古屋鉄道が三河鉄道を合併[7][61]。同社の岡崎市内線となる[44]。同時期にキ10形気動車は三河線非電化区間に転属し[60]、直通ガソリンカーの運転を休止。
  • 1945年(昭和20年)7月20日:岡崎空襲により車庫と殿橋貨物駅が被災。木造単車6両と散水車1両が焼失、電動貨車1両が破損[44]
  • 1951年(昭和26年)
    • 12月1日:戦時中に不要不急路線として休止になっていた旧西尾線岡崎新 - 西尾間のうち、岡崎駅前 - 福岡町間を岡崎市内線と直通運転する福岡線として復活[4][22][23]
    • 本年中に殿橋貨物駅の貨物扱いを東岡崎駅に集約。以後、殿橋貨物駅は場所を示す名義上のみの存在となる[62]
  • 1954年(昭和29年)4月17日:岡崎殿橋 - 康生町間を複線化[63]
  • 1962年(昭和37年)
    • 6月11日:殿橋貨物駅廃止。同駅所属の戸崎側線も廃止となる[64]
    • 6月17日:バスに転換する形で岡崎福岡線・岡崎市内線福岡町 - 岡崎駅前 - 大樹寺間廃止[4][22][24]。岡崎駅前 - 福岡町間の用地はレール撤去後、バス専用道路となる。
  • 2016年(平成28年)3月31日:都市基盤整備事業のため、そのバス専用道路が廃止となる[25]

車両

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出典:藤井建『名鉄岡崎市内線―岡崎市電ものがたり』、清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』。清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』。
太字は廃線時に在籍した車両(貨車を除く。20両)。

岡崎電気軌道時代に入線

  • 木造単車
    • 1号→モ45形(47):1912年-1960年
    • 2・3号→モ50形(59・60):1912年-1962年
    • 4号:1912年-1922年
    • 5・6号:1914年-1922年
    • 7号→モ50形(61):1919年-1960年
    • 8号→モ50形(62):1919年-1962年
    • 9号→モ50形(63):1922年-1962年
    • 10号→モ45形(48):1922年-1960年
    • 11号→モ45形(49):1924年-1960年
    • 12号→モ50形(64):1924年-1962年
  • 100形(101・102)→モ530形(531・532):1923年-1962年
  • 200形
    • 201:1924年-1938年
    • 202:1924年-1941年
  • 散水車(1)→ミ1形(4):1922年-1947年
  • 貨車

三河鉄道時代に入線

  • キ10形(11-13):1934年-1941年
  • デワ1形(1・2)→デワ10形(11・12):1928年-1962年

名古屋鉄道時代に入線

  • モ90形(90-94):1945年-1954年
  • モ40形(40-43):1954年-1960年
  • モ50形(58):1954年-1962年
  • モ50形(56・57):1957年-1962年
  • モ20形(23):1960年-1962年
  • モ50形(50-54・65・66):1957年-1962年

駅・電停一覧

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地図外部リンク
名鉄岡崎市内線
廃止鉄道ノート
地形図にカーソルをかざすと廃線跡を表示
凡例
線路 … ∥:複線区間 |:単線区間 ◇:単線区間の交換可能駅 ∧:これより上は単線 ∨:これより下は単線
路線名 停留場名 駅間キロ 営業
キロ
接続路線 線路
路線毎 総延長
挙母線 大樹寺駅 - 0.0 0.0 名古屋鉄道:挙母線
岡崎井田駅 0.5 0.5 0.5
岡崎市内線 0.0
伊賀町電停 0.6 0.6 1.1
八幡社電停 0.3 0.9 1.4
神明社電停 0.3 1.2 1.7
能見町電停 0.3 1.5 2.0
本町電停 0.3 1.8 2.3
康生町電停 0.3 2.1 2.6
岡崎殿橋電停 0.3 2.4 2.9
東岡崎駅前電停 0.4 2.8 3.3 名古屋鉄道:名古屋本線東岡崎駅
大学下電停 0.4 3.2 3.7
芦池橋電停 0.3 3.5 4.0
車庫前電停 0.6 4.1 4.6
戸崎町電停 0.5 4.6 5.1
戸崎口電停 0.3 4.9 5.4
北羽根電停 0.6 5.5 6.0
岡崎駅前電停 0.3 5.8 6.3 日本国有鉄道東海道本線岡崎駅
福岡線 0.0
(鉄軌分界点) 0.6 0.1 6.4
柱町駅 0.6 6.9
東若松駅 0.4 1.0 7.3
西若松駅 0.6 1.6 7.9
福岡町駅 0.9 2.5 8.8

接続路線

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かつて岡崎市内線が敷設されていた道路

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岡崎市内線が走っていた道路には電車通りという愛称がある

脚注

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注釈

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  1. ^ a b c 『帝国鉄道要鑑. 第3版』『岡崎商工会議所五十年史』p.71、『RM LRBRARY 48 名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』などの文献では、この日を開業日として記載している[1][2][3][4]
  2. ^ a b c 『鉄道院年報 明治41 , 42 , 43年度 軌道之部』『地方鉄道及軌道一覧:附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』、『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』など文献では、この日を開業日として記載している[5][6][7][8][9]
  3. ^ a b 『鉄道院年報』では、特許区間および距離が「区間:岡崎町明大寺下郷中、岡崎村大字羽根 距離:2哩0分3厘」、営業路線区間および距離が「区間:岡崎町、岡崎村大字羽根 距離:2哩0分3厘」と記載[5]
  4. ^ a b 開業区間については、前述の『鉄道院年報』の岡崎町明大寺[26][17]は現・岡崎市明大寺町[14]と同市明大寺本町1 - 2丁目[27]、岡崎村大字羽根[28]は、現・岡崎市羽根町[29]に当たる。また、前述の『鉄道院年報』や『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』(開業区間は「岡崎停車場前 - 岡崎町」と記載)では、営業距離が2哩0分3厘≒3.26627 km(ただし、後者では「2M02C」(3.25018 km)との記載。両者1M≒1.609 kmで換算)[5][7]で、殿橋南詰の所在地は前述の地点[14]なので、開業時点では殿橋南詰(停留所名については後述)から岡崎停車場(後の岡崎駅前)間で営業を始めたと考えられる。なお、明大寺(東岡崎駅前)の所在地は現・名鉄名古屋本線東岡崎駅西側の明大寺本町交差点付近(岡崎市明大寺本町2丁目)[17][27][30]であり、ここから岡崎駅前までは3.0km[4]なので、「開業区間を明大寺 - 岡崎停車場間」と記載している文献[8][9]と前述の『鉄道院年報』とでは、開業区間および営業距離の矛盾が生じている。
  5. ^ a b 鉄道省監督局 編『地方鉄道及軌道一覧:附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』では、1899年(明治32年)1月時点で康生町電停まで開業との記載[6]であるが、1915年(大正4年)9月19日付の尾三新聞の記事にて「終点たる殿橋」との記述がある[31]。また、同年発行の『岡崎』でも「岡崎駅と市街の南、殿橋との間二哩十六鎖」としている(2M16C≒約3.5 km、小数点第5位まで3.47544 km)[32]。なお、岡崎殿橋電停が置かれた殿橋北詰も康生町地内[17][18](現・岡崎市康生通南[19][20])である[33]
  6. ^ a b 開業当時の岡崎町側の停留所名(後の東岡崎駅前)については、
    • 「明大寺」(記載文献:『名古屋鉄道社史』[8]、『新編岡崎市史 4 近代』[9]『RM LRBRARY 48 名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』〔通称名として〕[34]
    • 「是字寺」(記載文献:『日本鉄道旅行地図帳 全駅・全線・全廃線 7号 東海』[4]、『RM LRBRARY 48 名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』〔開業時の名称として〕[34]
    とそれぞれ記載されている。なお、殿橋の電停名ついては後述。
  7. ^ a b 『鉄道院年報』では、特許区間および営業距離が「区間:岡崎町明大寺下郷中 - 岡崎町大字康生 距離:0哩1分2厘 計:2哩1分5厘」、営業路線区間および距離が「区間:岡崎町地内 距離:0哩1分2厘 計:2哩1分5厘 開業年月日:40.6.22」との記載[5]
  8. ^ a b 殿橋南詰対岸の殿橋北詰まで延長については、延長距離が0M12C≒0.19308 km、岡崎停車場まで合計距離が2M15C≒約3.45935 km[5]となり、殿橋北詰の所在地は前述の位置に存在していた[19](ただし、1927年昭和2年)に殿橋が架け替えられる前は、乙川の上流側にあった木製の専用橋で渡り、電停も別の場所にあった[17][35])。この延長については、『新・鉄道廃線跡を歩く 3 北陸・信州・東海編』内「国鉄・私鉄の廃線停車場一覧」では「殿橋南 - 殿橋北間開業[21]」との記載で、その他『RM LRBRARY 48 名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』は「殿橋の北側の駅」と記載[15]、『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』は「距離:10C(2M12C)」(10C≒約0.16 km、2M12C≒約3.4 km)との記載[7]で、3者いずれも延長年月日は1907年(明治40年)6月22日であるが、『名古屋鉄道社史』、『鉄道ピクトリアル 1979年12月号』市川満著「姿を消した岡崎の名鉄線」、『名古屋鉄道百年史』は「1907年(明治40年)6月22日に康生町電停まで到達」[36][37][38]としている。また、『岡崎商工会議所五十年史』p.72では「明治40年5月殿橋南、殿橋間2分を延長」[39]との記載があり、『新編岡崎市史』や『鉄道ピクトリアル 1979年12月号』も5月延伸を支持している[9][16]
  9. ^ a b 殿橋南・北詰の電停名については、馬車鉄道開業直後が「殿橋南[16][9]、殿橋北詰まで延長時は「殿橋北[21][9]との名称で記載(電化・改軌前は前者と後者が両方存在していたともあるが、詳細は不明)している文献があれば、馬車鉄道開業当時から北詰まで延長時も含め「岡崎[4][40](殿橋北詰まで延長時は「岡崎 移 明40 1907.6.22」と記載[4])や「岡崎町[7][21][41]と記載する文献もあり、また『日本鉄道旅行地図帳 全駅・全線・全廃線 7号 東海』では「岡崎」→「岡崎町」へ改称(この改称は、1915年以降と記載)[4]との記載もある。しかし、これらの名称はいずれも通称名と考えられる。正式名称については、後述の電化および改軌後に「殿橋」が正式名称となり[21][42]、「岡崎殿橋」に改称したのは、鐵道院出版『鐵道停車場一覽』から1917年(大正6元年)[43]以前と考えられるが、1919年以前に改称と記載している文献(ただし、駅名は「岡崎町→改 岡崎殿橋」と記載)[4]もあり、時期は不詳である。さらに、殿橋駅に再改称したとする文献もある[44]
  10. ^ 岡崎市史では岡崎停車場 - 殿橋南間としている[48]。また、尾三新聞(1912年8月7日付)でも工事区間を「岡崎駅前より殿橋際まで」と報じている[49]。しかし、殿橋北詰までの電車延伸については市史に記載がない。
  11. ^ 終点の殿橋について、電化当初の回数乗車券には「岡崎」と印字されていた[48][44]
  12. ^ 両社の合併契約書では主務官庁の認可が下りることを条件に4月16日を合併予定日としていた[57]。しかし実際に認可されたのは6月1日であり、合併実施日もその影響で7月19日にずれ込んだ[55]。しかし名鉄社史の年表では当初の合併予定日である4月16日を掲載しており[58]、同年以降複数の文献がこれを採用している[4][16][59]

出典

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  1. ^ 『帝国鉄道要鑑. 第3版』著者:木下立安 出版者:鉄道時報局(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b c 『岡崎商工会議所五十年史』出版者:岡崎商工会議所 昭和17年 p.71(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、4頁。ISBN 978-4777050055 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳 全駅・全線・全廃線』 7号 東海、新潮社、2008年11月18日、44頁。ISBN 978-4107900258 
  5. ^ a b c d e f g h i 『鉄道院年報』明治41 , 42 , 43年度 軌道之部 出版者:鉄道院(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ a b c d 『地方鉄道及軌道一覧:附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』著者:鉄道省監督局 編 出版者:鉄道同志会 昭和10年(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ a b c d e f g h i j k l 和久田康雄著『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』「5552 岡崎馬車鉄道(1911.10.2改称)岡崎電気軌道(1927.7.19合併)三河鉄道」pp.105 , 106 電気車研究会 2014年4月25日
  8. ^ a b c d e f 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、723頁。 
  9. ^ a b c d e f g h i j k l 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 4 近代、新編岡崎市史編さん委員会、1991年、300頁。 
  10. ^ 名古屋鉄道 編『名古屋鉄道社史』1961年、689頁。ASIN B000JAMKU4 
  11. ^ a b 『扶桑新聞』1898年12月29日
  12. ^ a b 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 4 近代、新編岡崎市史編さん委員会、1991年、299頁。 
  13. ^ a b c 『神谷傳兵衛』(中日新聞社、2018年)250 - 260頁、新實守『三河鉄道(現・名鉄三河線)の救世主』
  14. ^ a b c d Googleマップ「愛知県岡崎市明大寺町」
  15. ^ a b c d e 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、4 - 5頁。ISBN 978-4777050055 
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  20. ^ a b c Googleマップ「愛知県岡崎市康生通南」
  21. ^ a b c d e f g 石野哲(編)「国鉄・私鉄の廃線停車場一覧」、今尾恵介(編)『新・鉄道廃線跡を歩く』 3 北陸・信州・東海編、JTBパブリッシング、219頁。ISBN 978-4533078606
  22. ^ a b c d 和久田康雄著『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』「5505 名古屋電気鉄道(1921.7.1譲渡)名古屋鉄道(1930.9.5改称)名岐鉄道(1935.8.1譲渡)名古屋鉄道」p.101 電気車研究会 2014年4月25日
  23. ^ a b 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、353頁。 
  24. ^ a b 和久田康雄著『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』「5560 名古屋鉄道(1930.9.5改称)名岐鉄道(1935.8.1譲渡)名古屋鉄道」p.107 電気車研究会 2014年4月25日
  25. ^ a b 清水武、田中義人 『名古屋鉄道 1世紀の記録』 アルファベータブックス、2016年、101頁
  26. ^ 『岡崎案内』著者:岡崎案内発行所 編 明治43年5月 p.20(国立国会図書館デジタルコレクション)
  27. ^ a b Googleマップ「愛知県岡崎市明大寺本町」
  28. ^ 『岡崎』岡崎市全図(岡崎村羽根)著者:岡崎市 1925年9月(国立国会図書館デジタルコレクション)
  29. ^ Googleマップ「愛知県岡崎市羽根町」
  30. ^ 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、13 , 19頁。ISBN 978-4777050055 
  31. ^ 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 10 史料 近代下、新編岡崎市史編さん委員会、1987年、627頁。 
  32. ^ 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 10 史料 近代下、新編岡崎市史編さん委員会、1987年、629頁。 
  33. ^ 『鉄道停車場一覧 : 附・関係法規,線路図運賃早見表 昭和2年版』著者:鉄道省 編纂 出版者:鉄道教育会 昭和2年(国立国会図書館デジタルコレクション)
  34. ^ a b 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、19頁。ISBN 978-4777050055 
  35. ^ 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、4 - 5 , 21頁。ISBN 978-4777050055 
  36. ^ 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、613頁。 
  37. ^ a b 市川満「姿を消した岡崎の名鉄線」『鉄道ピクトリアル 1979年12月号』第370巻、電気車研究会、1979年12月、142頁。 
  38. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、885頁。 
  39. ^ 『岡崎商工会議所五十年史』出版者:岡崎商工会議所 昭和17年 p.72(国立国会図書館デジタルコレクション)
  40. ^ 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、8 , 21頁。ISBN 978-4777050055 
  41. ^ 和久田康雄『日本の市内電車 1895-1945』成山堂書店、2009年、106頁。ISBN 978-4425961511 
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  43. ^ 『鐵道停車場一覽』大正6年3月31日現在 出版者:鐵道院 1917年(国立国会図書館デジタルコレクション)
  44. ^ a b c d 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、8頁。ISBN 978-4777050055 
  45. ^ 『官報』1911年(明治44年)10月14日 出版者:大蔵省印刷局(編)(国立国会図書館デジタルコレクション)
  46. ^ a b 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 4 近代、新編岡崎市史編さん委員会、1991年、442頁。 
  47. ^ a b c 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、5頁。ISBN 978-4777050055 
  48. ^ a b 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 4 近代、新編岡崎市史編さん委員会、1991年、443頁。 
  49. ^ 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 10 史料 近代下、新編岡崎市史編さん委員会、1987年、626頁。 
  50. ^ 「軌道特許状下付」『官報』1921年(大正10年)8月12日 出版者:大蔵省印刷局(編)(国立国会図書館デジタルコレクション)
  51. ^ a b 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 4 近代、新編岡崎市史編さん委員会、1991年、1078頁。 
  52. ^ 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、745頁。 
  53. ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度』著者:鉄道省 編 出版者:鉄道院 大正15年(国立国会図書館デジタルコレクション)
  54. ^ 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、747頁。 
  55. ^ a b 『鉄道統計資料. 昭和2年』著者:鉄道省 編 出版者:鉄道省 昭和4年(国立国会図書館デジタルコレクション)
  56. ^ 『官報』1927年(昭和2年)9月9日 出版者:大蔵省印刷局(編)(国立国会図書館デジタルコレクション)
  57. ^ 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 10 史料 近代下、新編岡崎市史編さん委員会、1987年、1194-1195頁。 
  58. ^ 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、751頁。 
  59. ^ 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、6頁。ISBN 978-4777050055 
  60. ^ a b 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年、109頁。ISBN 978-4865988475 
  61. ^ 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、227頁。 
  62. ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、183頁。ISBN 978-4802132701 
  63. ^ 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、786頁。 
  64. ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、185, 268頁。ISBN 978-4802132701 

参考文献

[編集]
各書籍
  • 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳 全駅・全線・全廃線』 7号 東海、新潮社、2008年11月18日、44頁。ISBN 978-4107900258 
  • 藤井建『名鉄岡崎市内線 -岡崎市電ものがたり-』ネコ・パブリッシング〈RM LRBRARY 48〉、2003年7月1日、各頁。ISBN 978-4777050055 
  • 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 4 近代、新編岡崎市史編さん委員会、1991年、各頁。 
  • 新編岡崎市史編集委員会(編)『新編岡崎市史』 10 史料 近代下、新編岡崎市史編さん委員会、1987年、各頁。 
  • 名古屋鉄道株式会社社史編纂委員会(編)『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、岡崎市内線関連各頁。 
  • 和久田康雄著『鉄道ファンのための私鉄史研究資料』電気車研究会 2014年4月25日
    • 「5505 名古屋電気鉄道(1921.7.1譲渡)名古屋鉄道(1930.9.5改称)名岐鉄道(1935.8.1譲渡)名古屋鉄道」、101頁
    • 「5552 岡崎馬車鉄道(1911.10.2改称)岡崎電気軌道(1927.7.19合併)三河鉄道」、105 , 106頁
    • 「5560 名古屋鉄道(1930.9.5改称)名岐鉄道(1935.8.1譲渡)名古屋鉄道」、107頁
  • 市川満「姿を消した岡崎の名鉄線」『鉄道ピクトリアル 1979年12月号』第370巻、電気車研究会、1979年12月、138,142。 
  • 石野哲(編)「国鉄・私鉄の廃線停車場一覧」、今尾恵介(編)『新・鉄道廃線跡を歩く』 3 北陸・信州・東海編、JTBパブリッシング、p.219 ISBN 978-4533078606
  • 清水武、田中義人 『名古屋鉄道 1世紀の記録』 アルファベータブックス、2016年、101頁
  • 『神谷傳兵衛』(中日新聞社、2018年)新實守『三河鉄道(現・名鉄三河線)の救世主』、250 - 260頁
  • 和久田康雄『日本の市内電車 1895-1945』成山堂書店、2009年、106頁。ISBN 978-4425961511 
  • 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年、109頁。ISBN 978-4865988475 
  • 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、183 , 185 , 268頁。ISBN 978-4802132701 
国立国会図書館デジタルコレクション
  • 『鉄道院年報』明治41 , 42 , 43年度 軌道之部 出版者:鉄道院
  • 『帝国鉄道要鑑. 第3版』著者:木下立安 出版者:鉄道時報局
  • 『官報』1911年(明治44年)10月14日 出版者:大蔵省印刷局(編)
  • 『鐵道停車場一覽』大正6年3月31日現在 出版者:鐵道院 1917年
  • 「軌道特許状下付」『官報』1921年(大正10年)8月12日 出版者:大蔵省印刷局(編)
  • 『鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度』著者:鉄道省 編 出版者:鉄道院 大正15年
  • 『鉄道停車場一覧 : 附・関係法規,線路図運賃早見表 昭和2年版』著者:鉄道省 編纂 出版者:鉄道教育会 昭和2年
  • 『官報』1927年(昭和2年)9月9日 出版者:大蔵省印刷局(編)
  • 『鉄道統計資料. 昭和2年』著者:鉄道省 編 出版者:鉄道省 昭和4年
  • 『地方鉄道及軌道一覧:附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』著者:鉄道省監督局 編 出版者:鉄道同志会 昭和10年
  • 『岡崎商工会議所五十年史』出版者:岡崎商工会議所 昭和17年 pp.71 , 72

関連項目

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