すえのぶけいこ
すえのぶ けいこ | |
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生誕 |
1979年3月23日(45歳) 日本・福岡県北九州市 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | 少女漫画 |
代表作 |
『ビタミン』[1] 『ライフ』[1] |
受賞 | 第30回講談社漫画賞少女部門(2006年) |
すえのぶ けいこ(1979年3月23日[1] - )は、日本の女性漫画家。福岡県北九州市出身[2]。筑波大学芸術専門学群美術専攻彫塑コース卒業[3]。血液型はO型[1]。
来歴
[編集]1999年『手をつなごう』で、第338回BFまんがセミナー別フレ賞グランプリを受賞して漫画家デビュー[4]。
2001年より『別冊フレンド』(講談社)にて『ライフ』を連載開始。作品は2006年、第30回講談社漫画賞少女部門受賞[1]。累計部数700万部を超え、2007年にフジテレビにてドラマ化された[5]。
2009年、『別冊フレンド』11月号より『リミット』の連載をスタート[6]。作品は2013年にテレビ東京にてドラマ化された[7]。
2013年から2015年までは『別冊フレンド』にて『HOPE』を連載[8][9]。
2016年から2018年までは青年誌の『月刊アフタヌーン』へ移籍し、『ライフ2 ギバーテイカー』を連載[10][11][12]。作品は2023年にWOWOWにてドラマ化された[13]。
2019年からは『BE・LOVE』にて『おちたらおわり』を連載[14][15]。
作風
[編集]少女漫画の枠を超えた迫力のある画風が特徴。主に「いじめや格差(スクールカースト、ママカースト)などによる、閉塞的な環境での問題」をテーマとし、主人公がそのことに向き合っていく作品を執筆している。
2016年から連載を開始した『ライフ2 ギバーテイカー』は初の社会人(警察官)を主人公とした物語で[10]、主題もこれまでの作品とは大きく異なり、本格的に犯罪(少年犯罪)を題材にしたサスペンス作品となっている[12]。
2019年から連載を開始した『おちたらおわり』はタワーマンションに住む母親達を主役とした群像劇となっており、「タワーマンション内での住人の格差社会」に対峙する主人公を中心にした物語となっている[15]。
作品リスト
[編集]連載
[編集]# | タイトル | 掲載誌 | 掲載期間 | 単行本発行数 |
---|---|---|---|---|
1 | ビタミン | 別冊フレンド | 2001年 | 全1巻 |
2 | ライフ | 別冊フレンド | 2002年5月号 - 2009年3月号 | 全20巻 |
3 | リミット | 別冊フレンド | 2009年11月号[6] - 2011年10月号[16] | 全6巻 |
4 | HOPE | 別冊フレンド | 2013年3月号[8] - 2015年4月号[9] | 全6巻 |
5 | ライフ2 ギバーテイカー | 月刊アフタヌーン | 2016年8月号[10] - 2018年12月号[11] | 全6巻 |
6 | おちたらおわり | BE・LOVE | 2019年7月号[14] - 2023年10月号[17] | 全10巻 |
短編集
[編集]- ハッピー・トゥモロー(2003年、短編集)
読み切り
[編集]メディア・ミックス
[編集]テレビドラマ
[編集]- ライフ(2007年6月30日 - 2007年9月17日 、全11話、フジテレビ、主演:北乃きい)[5]
- リミット(2013年7月12日 - 2013年9月27日 、全12話、テレビ東京「ドラマ24」枠、主演:桜庭ななみ)[7]
- ギバーテイカー(2023年1月22日 - 2023年2月19日 、全5話、WOWOW「連続ドラマW」枠、主演:中谷美紀)[13]
脚注
[編集]- ^ a b c d e “『ライフ(1)』(すえのぶ けいこ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年10月13日閲覧。
- ^ “(312)北九州市出身の漫画家すえのぶけいこ「ママ友」サバイバル描く”. 北九州市マンガミュージアム. 2022年3月3日閲覧。
- ^ “「つくばのマンガ家展」 ティータス企画 2005年10月3日~2005年10月14日”. 筑波大学. 2023年3月3日閲覧。
- ^ “HOPE 別冊フレンド 講談社コミックプラス”. 講談社. 2023年3月3日閲覧。
- ^ a b “ライフ-フジテレビ”. フジテレビ. 2023年3月3日閲覧。
- ^ a b “すえのぶ新連載。「ライフ」に続くドロドロ女子模様”. ナターシャ. (2009年10月13日) 2021年10月13日閲覧。
- ^ a b “"ドラマ24「リミット」"”. テレビ東京. 2023年3月3日閲覧。
- ^ a b “すえのぶけいこ新連載、マンガ家目指す少女の挑戦を描く”. ナターシャ. (2013年2月13日) 2021年10月13日閲覧。
- ^ a b “すえのぶけいこのマンガ家マンガ「HOPE」完結、「L・DK」柊聖ブロマイドも”. ナターシャ. (2015年3月13日) 2021年10月13日閲覧。
- ^ a b c “すえのぶけいこの新作「ライフ2」がアフタで開幕、今度の闘う女は刑事”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年6月25日) 2021年10月13日閲覧。
- ^ a b “エリートサラリーマンが天敵女と地元で再会「おあいにくさま!」アフタで連載開始”. ナターシャ. (2018年10月25日) 2021年10月13日閲覧。
- ^ a b “史上最悪の美少年殺人犯vs.女刑事─『ライフ』すえのぶけいこ最新作!”. 講談社. 2023年3月3日閲覧。
- ^ a b “"連続ドラマW「ギバーテイカー」"”. WOWOW. 2023年3月3日閲覧。
- ^ a b “「ライフ」のすえのぶけいこがタワマン舞台にママ友のバトル描く「おちたらおわり」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年6月1日) 2021年10月13日閲覧。
- ^ a b “「怖いけど気になる」の声続出!タワマン在住ママ友らの“陰湿な人間模様”に戦慄…”. 週刊現代. 2023年3月3日閲覧。
- ^ “別フレで「近キョリ恋愛」みきもと凜ら、新連載2本開始”. ナターシャ. (2011年9月13日) 2021年10月13日閲覧。
- ^ 『BE・LOVE』2023年10月号、講談社、2023年9月1日、ASIN B0CFBXLM69。表紙より。
- ^ “「ライフ」のすえのぶけいこ、恋愛読み切りが別フレに登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年6月13日) 2021年10月13日閲覧。
- ^ “「劇場版 私立バカレア」を清野静流がマンガ化、別フレで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年9月13日) 2021年10月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- すえのぶけいこ (@keiko_suenobu) - X(旧Twitter)