コンテンツにスキップ

そらのしるし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『そらのしるし』
My Little Loverスタジオ・アルバム
リリース
録音
  • OORONG TOKYO STUDIO
  • WARNER MUSIC RECORDING STUDIO
  • SOUND INN
ジャンル J-POP
時間
レーベル OORONG RECORDS
プロデュース akko
チャート最高順位
My Little Lover アルバム 年表
acoakko
(2008年)
そらのしるし
(2009年)
Best Collection
(2010年)
EANコード
  • EAN 4988064360260
  • (CD+DVD盤、AVCO-36026/B)
  • EAN 4988064360277
  • (CD盤、AVCO-36027)
『そらのしるし』収録のシングル
  1. 音のない世界/時のベル
    リリース: 2009年2月4日 (CD)
  2. blue sky
    リリース: 2009年8月5日 (CD)
ミュージックビデオ
「月の船」
- YouTube
テンプレートを表示

そらのしるし』は、日本ソロユニットMy Little Loverの8枚目のオリジナルアルバム。2009年11月18日にOORONG RECORDSより発売された[3]

リリース・音楽性

[編集]

CD+DVD盤とCD盤の2形態で発売。初回限定で紙ジャケット仕様になっている[4]。2009年12月20日から27日まで東京・大阪・名古屋で開催されたライブツアー『acoakko party - Stray Sheep Night!』の抽選先行受付が封入されている。

オリジナルアルバムとしては、前作『アイデンティティー』以来約1年半ぶりのリリースとなり、OORONG RECORDSに移籍後初のアルバムとなる。シングルとしてリリースされた「音のない世界」「時のベル」「blue sky」を含む全11曲が収録されており、DVDには収録曲のミュージック・ビデオやメイキング映像のほか、ライブ映像が収録されている。

「負け犬くん」「月の船」では、レミオロメン前田啓介が作曲および編曲を担当している。また、「ほしつきよる」「背景のような空」はakko自身で作曲も行なっている[5]

本作のアートディレクターはCoq Graphicsが担当。

収録曲

[編集]

CD

[編集]
  • 全作詞・プロデュース:akko
  1. blue sky [5:40]
    23rdシングル。
    キリンMCダノンウォーターズ「DANONE BODY-ism」CMソング[6]
    akkoはデモ段階で本楽曲がアルバムの1曲目だと心に決めていたという[5]
  2. 負け犬くん [3:21]
    本楽曲について、akkoは「勝ち組、負け組みたいなことに反発する気持ちもありつつ、その白黒はっきりさせるところ以外にある、切なさや儚さ、人間の脆さみたいなところをフィーチャーしたかった。その曖昧さから、大切な何かを読み取っていきたい、そんなメッセージを込めた曲」と紹介している[5]
  3. ほしつきよる [5:41]
    • 作曲:akko / 編曲:近田潔人
    タイトルは、フィンセント・ファン・ゴッホの作品『星月夜』から[5]
  4. 音のない世界 [5:21]
    • 作曲:松浦友也 / 編曲:皆川真人
    22ndシングル。
    TBS愛の劇場ラブレター』主題歌[7]
  5. ストレイシープ [4:17]
    • 作曲:松浦友也 / 編曲:安達練
    本楽曲について、akkoは「政権交代したり不景気だったり、温暖化の影響で自然災害が多かったりと、なんだか怖いことが多いけど、心の中にファンタジーをしっかり持って、がんばって乗り越えていきたいな~という願いを込めています」とコメントしている[5]
  6. 時のベル [5:03]
    22ndシングル。
    ダイハツミラ」CMソング[8]
  7. マイムマイム [5:08]
    • 作曲:松浦友也・akko / 編曲:近田潔人
    モチーフはイスラエル民謡『マイム・マイム[5]
  8. 月の船 [6:22]
    • 作曲・編曲:前田啓介 / 弦編曲:前田啓介・四家卯大
    ディノス「フジテレビフラワーネット」CMソング[9]
    ドラムMr.Children鈴木英哉が演奏している[5]
    本楽曲について、akkoは「時に自分のことでさえよくわからなくなるのに、例えば愛する人、恋人でも家族でも、誰に対してでもそうだけど、全てをわかりあえるなんて絶対にありえないと思う。だからこそ、それを認めた上で、その大切な人を想う感覚を体で感じる、実感することによって、とてもリアルに鮮やかに、心の中から勇気が出るのだと思う」「『あなたを想う感覚が私をこんなにも強くさせる』これが全てなんじゃないかと思ったりして、、そんな想いを込めました」と紹介している[5]
    ミュージック・ビデオが制作された(後述)。
    ベスト・アルバムBest Collection』にも収録された。
  9. try [4:43]
    • 作曲:松浦友也 / 編曲:皆川真人
    23rdシングル『blue sky』カップリング曲
  10. ちいさなロマンス [3:50]
    acoakkoのメンバー(森・古川)と制作した楽曲[5]
  11. 背景のような空 [4:44]
    • 作曲:akko / 編曲:森俊之・古川昌義・akko
    本アルバムで最初に出来た楽曲[5]

DVD

[編集]
  1. Play 音のない世界 -Music Clip-
    監督は野田智雄が務めた。My Little Loverの公式YouTubeチャンネルでも公開されている。
  2. Play blue sky -Music Clip-
    監督は野田智雄が務めた。My Little Loverの公式YouTubeチャンネルでも公開されている。
  3. Play 月の船 -Music Clip-
    監督は野田智雄が務めた。My Little Loverの公式YouTubeチャンネルでも公開されている。
  4. 月の船 Music Clip メイキング
  5. 音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2009.8.26 スペシャルオフショットムービー
  6. 風と空のキリム(ANNIVERSARY LIVE 2008.5.1 at 渋谷C.C.Lemonホール
  7. traveling with nature(ANNIVERSARY LIVE 2008.5.1 at 渋谷C.C.Lemonホール)

参加ミュージシャン

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ そらのしるし(DVD付) | My Little Lover”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年4月17日閲覧。
  2. ^ Billboard Japan Top Albums Sales | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2024年4月16日閲覧。
  3. ^ My Little Lover、全国ツアー直前にニューアルバム発売”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2009年9月18日). 2021年1月31日閲覧。
  4. ^ akko (2009年11月19日). “こだわり紙ジャケット”. My Little Lover akkoオフィシャルブログ「akkoブログ」 Powered by Ameba. サイバーエージェント. 2024年4月16日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j akko. “akkoの “そらのしるし” 全曲紹介”. OORONG-SHA. 2013年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月16日閲覧。
  6. ^ My Little Lover、恒例ツアー「acoakko」6都市で開催”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2009年8月6日). 2024年4月16日閲覧。
  7. ^ My Little Lover初の昼ドラ主題歌がついにCD化”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2008年12月11日). 2024年4月16日閲覧。
  8. ^ My Little Lover、松雪出演ダイハツCMソングを先行配信”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2009年1月13日). 2024年4月16日閲覧。
  9. ^ My Little Lover / そらのしるし [紙ジャケット仕様] [CD+DVD]”. シーディージャーナル. 2024年4月16日閲覧。

外部リンク

[編集]