アワ・デイ・ウィル・カム
「燃ゆる初恋」 | ||||||||
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ルビー&ザ・ロマンティックス の シングル | ||||||||
初出アルバム『Our Day Will Come』 | ||||||||
B面 | Moonlight and Music | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | R&B、ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | カップ・レコード | |||||||
作詞・作曲 |
ボブ・ヒリアード(作詞) モート・ガーソン(作曲) | |||||||
プロデュース | アレン・スタントン | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ルビー&ザ・ロマンティックス シングル 年表 | ||||||||
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「アワ・デイ・ウィル・カム」(Our Day Will Come)は、ルビー&ザ・ロマンティックスが1962年に発表した楽曲。邦題は「燃ゆる初恋」。翌1963年に全米1位を記録した。多くのミュージシャンにカバーされている。
概要
[編集]ボブ・ヒリアードが作詞し、モート・ガーソンが作曲した。「アワ・デイ・ウィル・カム」は当初、カップ・レコードにいたジャック・ジョーンズが歌う予定だったが、同レーベルと契約したばかりのルビー&ザ・ロマンティックスが自分たちに歌わせてくれとプロデューサーのアレン・スタントンを説得。ヒリアードとガーソンも、もしロマンティックスのレコードがヒットしなかったらジャック・ジョーンズのレコードを出すことを条件にしぶしぶ承諾した。リロイ・カークランド(Leroy Kirkland)の編曲により、ミドル・テンポのものと、ハモンドオルガンのソロを伴うボサノヴァ・スタイルのものの2つのバージョンがレコーディングされ、後者がグループのデビュー・シングルとして1962年12月に発売された[1]。
1963年3月23日付のビルボード・Hot 100の1位を記録[2]。また、R&Bチャートでも1位を記録した。ビルボードの1963年の年間チャートでは33位を記録した。イギリスは38位、オーストラリアは11位、ニュージーランドは1位を記録した。
エイミー・ワインハウスのバージョン
[編集]「アワ・デイ・ウィル・カム」 | ||||||||
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エイミー・ワインハウス の シングル | ||||||||
初出アルバム『Lioness: Hidden Treasures』 | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | シングル | |||||||
録音 | 2002年5月[3] | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | アイランド・レコード | |||||||
作詞・作曲 |
ボブ・ヒリアード(作詞) モート・ガーソン(作曲) | |||||||
プロデュース | サラーム・レミ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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2003年のファースト・アルバム『Frank』のレコーディング・セッションで録音されたものの、アルバムには収録されなかった。
2011年7月23日、エイミー・ワインハウスはロンドンの自宅で遺体で発見される。「アワ・デイ・ウィル・カム」はその年の11月にシングルとして発売。ミュージック・ビデオも制作された。同年12月に発売されたコンピレーション・アルバム『Lioness: Hidden Treasures』に収録された。
イギリスで29位、スペインで26位、ハンガリーで27位を記録。日本でもヒットし、Billboard Japan Hot 100で14位を記録した。
その他のバージョン
[編集]アーティスト名 | レコード | |
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1963年 | ジュリー・ロンドン | 『The End of the World』 |
1963年 | ボビー・ダーリン | 『18 Yellow Roses & 11 Other Hits』 |
1963年 | パティ・ペイジ | 『Say Wonderful Things』 |
1963年 | ブレンダ・リー | 『Let Me Sing』 |
1963年 | ジョージ・チャキリス | 『You're Mine, You』 |
1963年 | ディー・ディー・シャープ | 『Do the Bird』 |
1963年 | ボビー・ライデル | 『The Top Hits of 1963』 |
1964年 | トリニ・ロペス | 『The Love Album』 |
1964年 | ナンシー・ウィルソン | 『Today, Tomorrow, Forever』 |
1964年 | アニタ・ブライアント | 『The World of Lonely People』 |
1964年 | ベティ・エバレット&ジェリー・バトラー | 『Delicious Together』 |
1966年 | シェール | シングル「バン・バン」のB面 |
1966年 | クリフ・リチャード | 『Kinda Latin』 |
1966年 | ジェームズ・ブラウン | 『Handful of Soul』 |
1966年 | クリス・モンテス | 『Time After Time』 |
1967年 | ウィ・ファイヴ | 『Make Someone Happy』 |
1968年 | ロジャー・ニコルズ &ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ |
『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』 |
1969年 | クラシックス・フォー | 『Traces』 |
1970年 | アイザック・ヘイズ | 『...To Be Continued』 |
1972年 | ボビー・ヴィントン | 『Sealed with a Kiss』 |
1973年 | カーペンターズ | 『ナウ・アンド・ゼン』 |
1975年 | フランキー・ヴァリ | 『Our Day Will Come』 |
1979年 | エスター・フィリップス | 『Here's Esther Are You Ready』 |
1982年 | ディオンヌ・ワーウィック | 『Heartbreaker』 |
1983年 | トニー・ジョー・ホワイト | 『Dangerous』 |
1989年 | k.d.ラング | 映画『Shag』のサウンドトラック |
1992年 | 井上睦都実 | 『恋は水色』 |
2001年 | クリスティーナ・アギレラ | 『Just Be Free』 |
2005年 | ジェイミー・カラム | 『Catching Tales』 |
2014年 | 野宮真貴 | 『実況録音盤! 野宮真貴、渋谷系を歌う。』 |
2022年 | ダリル・ホール | 『BeforeAfter』。 オンライン音楽番組『Live from Daryl's House』からの音源[4]。 |
脚注
[編集]- ^ a b 45cat - Ruby And The Romantics - Our Day Will Come / Moonlight And Music - Kapp - USA - K-501X
- ^ The Hot 100 - 1963 Archive | Billboard Charts Archive
- ^ “Lioness: Hidden Treasures Announcement”. AmyWinehouse.com. 2014年7月1日閲覧。
- ^ “Daryl Hall - Our Day Will Come (Live From Daryl's House)”. Daryl Hall (2022年3月25日). 2023年7月12日閲覧。
関連項目
[編集]先代 フォー・シーズンズ 「恋のハリキリ・ボーイ」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル 1963年3月23日(1週) |
次代 シフォンズ 「いかした彼」 |
先代 ボビー・ブランド 「That's the Way Love Is」 |
Billboard Hot R&B Singles 1位 1963年3月23日 - 3月30日(2週) |
次代 シフォンズ 「いかした彼」 |
- 1962年のデビュー・シングル
- 1963年のシングル
- 2011年のシングル
- Billboard Hot 100 1位獲得作品
- Billboard Hot R&B/ヒップホップ・ソングス1位獲得作品
- ルビー&ザ・ロマンティックスの楽曲
- カーペンターズの楽曲
- エイミー・ワインハウスの楽曲
- ボビー・ダーリンの楽曲
- ブレンダ・リーの楽曲
- ボビー・ライデルの楽曲
- トリニ・ロペスの楽曲
- アニタ・ブライアントの楽曲
- シェールの楽曲
- クリフ・リチャードの楽曲
- クリス・モンテスの楽曲
- ウィ・ファイヴの楽曲
- アイザック・ヘイズの楽曲
- ボビー・ヴィントンの楽曲
- ディオンヌ・ワーウィックの楽曲
- ジェリー・バトラーの楽曲
- トニー・ジョー・ホワイトの楽曲
- サラーム・レミがプロデュースした楽曲
- アイランド・レコードのシングル
- 楽曲 あ