エアレジデンス新浦安
エアレジデンス新浦安(エアレジデンスしんうらやす)は、千葉県浦安市に所在する超高層マンション群の総称。入船一丁目8番地にあたり、タワーイースト、タワーウエストのツインタワーとなっている。
概要
[編集]JR京葉線の新線計画にあわせて、新浦安駅を中心とした周辺14ヘクタールを超える敷地に浦安市と長谷工コーポレーションが官民連携し、浦安市の新しい表玄関を開発する高度複合都市開発事業・駅前整備事業(浦安AMC計画)が1980年(昭和55年)より実施され、シンボルロード整備などのインフラストラクチャー整備と複合商業ビル(ショッパーズプラザ新浦安、現在のイオン新浦安店)、新都市型商業ビル(MONA新浦安)、オフィスビル(プライムタワー新浦安)、ホテル(浦安ブライトンホテル、新浦安オリエンタルホテル)、住宅(エル・シティ新浦安)などを整備した[1]。その後、双日(日商岩井)、日商岩井不動産、ハウジングキャピタル・ファイブの3社は高さ117メートルの超高層ツインタワーマンションの企画開発事業に着手し、2001年(平成13年)5月31日にタワーイースト・タワーウエストが着工し、2003年(平成15年)12月10日に竣工、2004年(平成16年)3月より入居開始した[2]。
駅舎、商業施設を結んだペデストリアンデッキによって接続している。街全体はカリフォルニア州の街並みを連想させるアーバン・リゾートライフを構成している。敷地内に一定規模の公開空地を持ち、容積率などが緩和される総合設計制度が適用され、公開空地部分は豊富な緑を配置するほか、噴水や小川なども設置し、新浦安駅前のランドマークとなるべく計画されている[3]。
延床面積は64968平方メートルであり、建築主は双日(日商岩井)、設計・コンサルタントは長谷工コーポレーション、2004年(平成16年)に最高部117メートルの超高層マンション2棟(タワーイースト、タワーウエスト)が開業した[4]。
歴史
[編集]- 1980年(昭和55年) - 高度複合都市開発事業が実施。
- 2001年(平成13年)5月31日 - エアレジデンス新浦安タワーイースト・ウエスト着工[5]。
- 2003年(平成15年)
- 8月 - 現地販売センターをグランドオープン[3]。
- 12月10日 - 竣工。
- 2004年(平成16年)3月 - 入居開始。
構成
[編集]エアレジデンス新浦安(共通)
- 用途:共同住宅
- 建築主:双日(日商岩井)
- 設計者:長谷工コーポレーション
- 施工:安藤・間
- 構造:鉄筋コンクリート構造
- 建築面積:8364.52平方メートル(施設全体)
- 延床面積:64968平方メートル(施設全体)
- 階数:地上32階、地下1階
- 総戸数:430戸
共用施設
[編集]主要な共用施設は以下である[6]。
- クラブサロン
- ダイニングサロン
- ワークルーム
- キッズルーム
- シアタールーム
周辺
[編集]主な周辺施設一覧。
- ペデストリアンデッキにて接続
- 浦安市立入船南幼稚園
- 浦安市立入船小学校
- 浦安市立入船中学校
- 入船公園
アクセス
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “浦安AMCプロジェクト 長谷工の実績”. 株式会社長谷工コーポレーション. 2019年9月4日閲覧。
- ^ “エアレジデンス新浦安プレミアムタワーズイースト千葉県浦安市・超高層タワーマンション”. www.eonet.ne.jp. 2019年9月4日閲覧。
- ^ a b “日商岩井グループが新浦安駅前に超高層ツインタワーマンション「エア レジデンス 新浦安」を企画開発 双日株式会社”. www.sojitz.com. 2019年9月4日閲覧。
- ^ “エアレジデンス新浦安 住宅 国内の実績 施工実績 安藤ハザマ”. www.ad-hzm.co.jp. 2019年9月4日閲覧。
- ^ “エアレジデンス新浦安プレミアムタワーズウエスト千葉県浦安市・超高層タワーマンション”. www.eonet.ne.jp. 2019年9月4日閲覧。
- ^ “エアレジデンス新浦安 双日グループの不動産総合サービス 双日の仲介 双日新都市開発株式会社”. www.e-yamanote.net. 2019年9月4日閲覧。