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ディヤウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ディヤウスद्यौस्dyaus)あるいはディヤウシュ・ピトリद्यौष्पितृdyauṣpitṛ)は、ヴェーダに見える神格[1]天空神であり、豊穣を司る神である。地母神であるプリティヴィーpṛthvī)の夫であり、ウシャスアグニインドラの父[1]リグ・ヴェーダ(VII-70-3)では、諸々のはディヤウスの末娘であるとされる[2]。 他の印欧語族の天空神、例えばギリシア神話ゼウスローマ神話ユーピテル北欧神話テュールと起源、語源を共有する。

妻のプリティヴィー(mātā pṛthvī)と合わせて、「ディヤーヴァー・プリティヴィーdyāvā pṛthivī)」という天地両神とされる事も多い。

初めは主神であったが、インドラなどにその地位を奪われていく。

脚注

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  1. ^ a b Charles Russell Coulter、Patricia Turner『Encyclopedia of Ancient Deities』、Routledge、2013年7月
  2. ^ Jacob Ensink、Peter Gaeffke『India Maior: Congratulatory Volume Presented to J. Gonda』、Brill Archive、1972年、p. 104

参考文献

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関連項目

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