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一瀬智司

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一瀬 智司(いちのせ ともじ、1922年5月31日[1] - 2010年4月6日[2])は、日本の行政学者。国際基督教大学石巻専修大学名誉教授。公共企業論。

経歴

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千葉県市川市出身。東京大学法学部卒。53年同大学院修了、67年「公共企業体の財務管理に関する理論的・実証的研究 予算の役割、とくに資本予算の特質と設備計画の問題を中心にして」で経済学博士を取得[3]。1948年会計検査院勤務、1953年埼玉大学講師、55年助教授、1963年国際基督教大学教授。社会科学研究所長、社会科学科長、1988年名誉教授。石巻専修大学教授、名誉教授。

著書

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  • 『公共企業体財政論』同文館 1956
  • 『公企業財務管理』春秋社 新会計学全書 1961
  • 『現代公企業論 日本の公企業と地域開発行政』東洋経済新報社 1969
  • 『日本の公経営 その理論と実証』ぎょうせい 1988
  • 『現代公共企業論』東洋経済新報社 1989
  • 『経済、文化摩擦を超える道 体験的昭和史を背景にして』春秋社 1990

共編著

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翻訳

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  • ジョェル・ディーン『経営者のための投資政策』一ノ瀬智司,岡本康雄,高柳暁訳 東洋経済新報社 1959
  • M.E.デモック『行政・経営の哲学』監訳 勁草書房 1966

論文

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脚注

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