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古館 (青森市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 青森県 > 青森市 > 古館 (青森市)
古館
古館の位置(青森県内)
古館
古館
古館の位置
北緯40度48分9.127秒 東経140度47分2.224秒 / 北緯40.80253528度 東経140.78395111度 / 40.80253528; 140.78395111
日本の旗 日本
都道府県 青森県
市町村 青森市
人口
2022年(令和4年)8月1日現在[1]
 • 合計 831人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
030-0946
市外局番 017[2]
ナンバープレート 青森

古館(ふるだて)は青森県青森市地名。古館一丁目のほか、大字古館がある。小字には安田と大柳がある。郵便番号030-0946。

地理

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青森市市街地東南部の駒込川東岸に位置する。一丁目はかなり住宅地化が進んでいる。大字古館は、主要道路沿いは事業所が点在しているが、南部を中心に耕地も分布している。

古館一丁目は、東が浜館と大字古館、南が大字古館、西が駒込川をはさんで筒井、北西が同じく駒込川をはさんで桜川、北が青い森鉄道線をはさんで松森に接する。

大字古館は、東が浜館と大字駒込、南は大字駒込、西は駒込川をはさんで筒井、北が古館一丁目と浜館に接する。

大字古館は、東青森駅構内に飛び地がある。こちらは、東が田屋敷、南東から南が浜館、西が南佃、北が松森と大字田屋敷に接する。

交通

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鉄道

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  • 青い森鉄道 - 東青森駅所在地

主な道路

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  • 国道7号青森環状道路 - 地内の南部を東西に横断
  • 青森市都市計画道路3・3・5 漁港大通り幸畑線 - 地内を南部に縦断

バス

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  • 青森市営バス
    • 戸山団地線(浜館経由) - 古館バス停(青森駅方面行き)
    • 桑原線(中筒井経由) - 古館十文字・古館大柳バス停(青森駅方面行き)

歴史

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藩政時代の村がもととなっている。その名は駒込川東岸にあった館跡があったことに由来するという。はじめは「高館」と称したこともある。駒込川西岸の田園地帯であったが、昭和40年代になると、北部の字安田から宅地化が進んでいった。

沿革

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  • 1889年(明治22年) - 東津軽郡造道村の大字となる。
  • 1927年(昭和2年) - 浜館村の大字となる。
  • 1955年(昭和30年) - 青森市の大字となる。
  • 1968年(昭和43年)7月21日 - 国鉄東青森駅が字 安田に開業する。
  • 1987年(昭和62年)11月1日 – 佃・福田地区の住居表示実施により、大字古舘字安田の一部が、周辺地区の一部とともに松森三丁目となる。
  • 1989年(平成元年)11月1日 - 佃地区の住居表示実施により、大字古館字安田の一部が周辺地区の一部とともに南佃一丁目となる。
  • 2001年(平成13年) 11月26日 - 筒井・古館地区の住居表示整備事業が行われ、古館一丁目が置かれた[3]

町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前
古館一丁目 2001年11月26日 大字古館字安田、同字大柳の各一部[3]

施設等

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  • 東青森駅
  • 熊野宮
  • ヤマト運輸青森栄町センター
  • ヤクルトスイミングスクール青森東校

関連項目

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脚注

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  1. ^ 青森市. “人口・世帯数等(住民基本台帳)”. 青森市. 2022年8月24日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  3. ^ a b 住居表示整備事業 実施一覧表2022年9月12日閲覧 青森市

参考文献

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  • 角川日本地名大辞典 2 青森県(1985年 角川日本地名大辞典編纂委員会 編)古館の項
  • 日本歴史地名大系 第2巻 青森県の地名(1982年 平凡社) 「古館村」の項