コンテンツにスキップ

台東 (台東区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 台東区 > 台東
台東
新御徒町駅
新御徒町駅
台東の位置(東京23区内)
台東
台東
台東の位置
北緯35度42分17.72秒 東経139度46分42.16秒 / 北緯35.7049222度 東経139.7783778度 / 35.7049222; 139.7783778
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 台東区
地域 下谷地域
人口
2020年(令和2年)12月1日現在)[1]
 • 合計 8,844人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
110-0016[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 足立

台東(たいとう)は、東京都台東区町名。現行行政地名は台東一丁目から四丁目。郵便番号は110-0016[2]

地理

[編集]

台東区の南部に位置する。旧下谷区内である下谷地域内南東に当たる。東部は清洲橋通りに接し、これを境に小島鳥越浅草橋にそれぞれ接している。南部は千代田区神田和泉町に接する。西部は昭和通りに接しこれを境に千代田区神田松永町・台東区秋葉原上野にそれぞれ接する。町域北部は、春日通りに接しこれを境に東上野に接する。町域内は商業地住宅地とが混在している。首都圏新都市鉄道本社がある。

歴史

[編集]

江戸時代、この地は古くは下谷村に属したが、正保年間には御徒衆の住居地があり、以後もその組屋敷が多く置かれた。これが地名「御徒町」の由来となっている。それ以外の地域も殆どが大名屋敷旗本をはじめとする武家地であった。1872年明治5年)、それら武家地に御徒町一~三丁目・二長町・竹町が起立し、以後市街地として発展する。1878年明治11年)11月2日には郡区町村編制法により東京15区の一つ下谷区に属し、下谷御徒町一~二丁目・下谷二長町・下谷竹町となった。中でも下谷二長町には1892年(明治25年)に猿若町から市村座が現在の凸版印刷のビルのある場所に移転し、1932年昭和7年)に焼失するまで歌舞伎の興行を行ったが、その間六代目尾上菊五郎初代中村吉右衛門が出演して人気を競い、俗に「二長町時代」と呼ばれる盛況を見せた。1964年(昭和39年)、住居表示の実施によりこれら御徒町のうち一・二丁目および二長町・竹町は台東一~四丁目に再編成され、行政地名としての御徒町は消滅した。

世帯数と人口

[編集]

2020年(令和2年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
台東一丁目 1,397世帯 2,189人
台東二丁目 1,443世帯 2,271人
台東三丁目 1,741世帯 2,767人
台東四丁目 1,022世帯 1,617人
5,603世帯 8,844人

小・中学校の学区

[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]

丁目 番地 小学校 中学校
台東一丁目 全域 台東区立平成小学校 台東区立御徒町台東中学校
台東二丁目 全域
台東三丁目 全域
台東四丁目 全域

交通

[編集]

鉄道

[編集]

バス

[編集]

道路

[編集]
首都高速道路・出入口

施設

[編集]
行政
教育
  • 台東区立御徒町台東中学校
  • 台東区立平成小学校
  • 台東区立竹町幼稚園
公園
  • 台東区立御徒町公園
  • 台東区立竹町公園
企業

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典13 東京都」- 角川日本地名大辞典編纂委員会編(1978年、角川書店)
  • 「日本歴史地名大系13 東京都の地名」- (2002年、平凡社)

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 町丁名別世帯・人口数”. 台東区 (2020年12月8日). 2021年1月2日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月29日閲覧。
  4. ^ 区立小学校・中学校の通学区域”. 台東区 (2016年9月5日). 2017年12月29日閲覧。

外部リンク

[編集]