地安寺
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地安寺 | |
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所在地 | 滋賀県甲賀市土山町前野529−1 |
位置 | 北緯34度56分17.8秒 東経136度15分20.4秒 / 北緯34.938278度 東経136.255667度座標: 北緯34度56分17.8秒 東経136度15分20.4秒 / 北緯34.938278度 東経136.255667度 |
山号 | 福慧山 |
院号 | 金毛院 |
宗旨 | 黄檗宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
開基 | 聖徳太子 |
中興 | 龍渓性潜 |
札所等 | 甲賀西国三十三所第26番 |
法人番号 | 5160005002830 |
地安寺(じあんじ・福慧山金毛院地安禅寺)は、滋賀県甲賀市土山町にある黄檗宗の寺院である。聖徳太子開基[1]、かつては天台宗だった。江戸時代、龍渓禅師によって黄檗禅の寺院として再興された。また、龍渓禅師に帰依した後水尾法皇、その皇女である林丘寺宮(光子内親王)ゆかりの寺院でもある。
現住持は、大田和史博禅師。葉室山淨住寺にて榊原直樹老師のもとで修行、青少年文化研修道場道場長を経て、地安寺住持となった。小川流をはじめとする京都六流に属する、瑞芳菴流煎茶道三代目家元でもある。
伽藍
[編集]- 鐘楼門
- 本堂
- 庫裡
- 御影堂
- 地蔵堂
- 冷渓茶・仁泉茶
仏像
[編集]本堂に安置される本尊は、聖観世音菩薩坐像。脇仏に多聞天と不動明王が並び、天台宗の三尊様式が見られる。聖観音菩薩は定朝、脇仏は運慶作と伝わる。[1]
御影堂
[編集]後水尾法皇坐像、聖徳太子坐像が安置される。法皇坐像は、崩御の際、林丘寺宮より下附された。[2]
冷渓茶・仁泉茶
[編集]林丘寺宮により、鐘楼門前参道に植栽された茶ノ木。毎年1月、5月、10月に収穫され、林丘寺へ献納されていた。今では一株のみ遺されている。[2]
その他
[編集]境内には、鎌倉後期後半(1330年頃)の花崗岩のもの、南北朝前半(1345年頃)の米石のものの宝篋印塔がある。[3]