循環参照
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循環参照(じゅんかんさんしょう)とは、複数の物体または情報が、相互の情報を参照し合ってループを成している状態のこと。
言語での例
[編集]「循環定義」も参照
プログラムでの例
[編集]スプレッドシートでの循環参照
[編集]例えば、表計算ソフトのシート上に数式が次のように入力されていたとする。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | =A1 | =B2 | =C2+5 |
2 | =B1 | =C1+10 |
ここで、セル A1 では、自分自身を参照しているので、循環参照となる。
また、セル B1、B2 では、B1 が B2 を参照、B2 が B1 を参照と、永遠に繰り返すので、循環参照となる。
また、セル C1、C2 では、C1 は C2 の値に 5 を加え、C2 は C1 の値に 10 を加える動作を永遠に繰り返すので、これも循環参照となる。 ただし、ソフトによっては、初期値と反復回数を決めて、これらの計算をすることができる(簡単な微分方程式や階乗を求めるのに使う)。