札幌市青少年科学館
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札幌市青少年科学館 SAPPORO SCIENCE CENTER | |
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入口外観(2007年8月) | |
施設情報 | |
専門分野 | 理工系 |
館長 | 京谷篤 |
事業主体 | 札幌市教育委員会 |
管理運営 | 札幌市生涯学習振興財団(指定管理者) |
延床面積 | 10,017 m² |
開館 | 1981年10月4日[1] |
所在地 |
〒004-0051 日本 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2-20 |
位置 | 北緯43度02分10秒 東経141度28分20秒 / 北緯43.03611度 東経141.47222度座標: 北緯43度02分10秒 東経141度28分20秒 / 北緯43.03611度 東経141.47222度 |
アクセス |
札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅1番出口正面 北海道旅客鉄道(JR北海道)新札幌駅から徒歩約5分 |
外部リンク | 札幌市青少年科学館 |
プロジェクト:GLAM |
札幌市青少年科学館(さっぽろしせいしょうねんかがくかん)は、札幌市厚別区にある科学館。
概要
[編集]設置目的は「科学および科学技術に関する知識の普及・啓発を通して、創造性豊かな青少年を育成するため」であり、世界初となる人工降雪装置の導入はじめ、低温展示室など積雪寒冷地にある科学館としての特徴を打ち出した。展示については科学事象の発見や理解と想像力を育むための参加体験を重視しているほか、実験や体験学習などによって来館者が活動することができる場を提供。前庭の「科学館公園」には噴水、日時計や動く彫刻「水の遊び〜四つのポンプ」を設置しており、イベント会場としても利用することができる[2]。2013年(平成25年)に山崎直子(元宇宙飛行士)が「名誉館長」に就任した[3]。
沿革
[編集]- 1981年(昭和56年):開館[4][5]。
- 1982年(昭和57年):「博物館法」登録。
- 1983年(昭和58年):移動天文車「オリオン号」完成。
- 1992年(平成4年):シミュレーター映像展示「スーパードリームライド」導入[6]。
- 1997年(平成 9年):リニューアルオープン[7]。体感型映像シアター「バーチャリウム」導入[8]。
- 1999年(平成11年):札幌市生涯学習振興財団に管理運営委託(2006年から指定管理者)。
- 2003年(平成15年):子供天文コーナーリニューアル。新移動天文車「オリオン2世号」完成。
- 2005年(平成17年):プラネタリウムリニューアル。
- 2008年(平成20年):力学コーナーリニューアル。
- 2010年(平成22年):ロボットコーナーリニューアル。
- 2011年(平成23年):環境コーナーリニューアル。
- 2012年(平成24年):雪・氷コーナーリニューアル。バーチャリウム休止[8]、その後サイエンスホールに転用。
- 2013年(平成25年):耐震補強工事に伴い、一時休館[9]。
- 2014年(平成26年):天文・地球科学コーナーをリニューアルし、再開館[10][11]。
- 2015年(平成27年):交通・力学コーナーリニューアル。
- 2016年(平成28年):プラネタリウムリニューアル[12]。
- 2022年(令和4年):8月から2024年3月まで展示物の大規模リニューアルや老朽化した施設の改修工事のため休館。スーパードリームライド、水力発電、テレビスタジオなどを廃止[6]。
- 2024年(令和6年)4月1日:リニューアルオープン(予定)[13]。
利用案内
[編集]- 観覧時間
- 9:00 - 17:00(5月〜9月)
- 9:30 - 16:30(10月〜3月)
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は開館)、毎月最終火曜日、祝日の翌日、特別展最終日の翌日、年末年始(12月27日〜1月4日)
※ただし、ゴールデンウィークや特別展の期間中は開館。2024年4月1日は営業再開に合わせ臨時開館。
- 観覧料金
- 大人:展示室700円、プラネタリウム500円、セット観覧券(展示室+プラネタリウム)1,000円、共通観覧券(展示室+プラネタリウム+サンピアザ水族館)1,750円
- 65歳以上や身体障がい者など:展示室500円、プラネタリウム360円、セット観覧券(展示室+プラネタリウム)860円
- 団体(大人30名以上):展示室630円、プラネタリウム450円
- 中学生以下:無料
- 年間パスポート : 2,000円、購入日から1年間展示室が無料
施設
[編集]- 屋上
- 天文台(60cm反射望遠鏡)
- 3階
- 展示室:札幌の地下鉄、水力発電、山崎直子宇宙飛行士コーナー、交通・力学コーナー、ロボットコーナー
- サイエンスホール
- 実験実習室
- サイエンスショーコーナー
- 2階
- 展示室:スーパードリームライド、ハイパースタジオ、天文・地球科学コーナー、環境コーナー、人工降雪装置、低温展示室
- パソコン工房
- 学習コーナー
- 特別展示室
- 1階
脚注
[編集]- ^ “平成26年度 青少年科学館を活用した理科教育推進の在り方検討 調査報告書” (PDF). 青少年科学館を活用した理科教育推進の在り方検討・調査有識者会議/道銀総合研究所. p. 7 (2015年). 2017年5月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “副都心地区—見所(ふれあい広場あつべつほか)”. 札幌市厚別区. 2014年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月22日閲覧。
- ^ “山崎直子氏の札幌市青少年科学館の名誉館長就任について” (PDF). 平成24年度第15回定例市長記者会見資料. 札幌市 (2012年12月14日). 2017年5月22日閲覧。
- ^ “札幌市青少年科学館“ロマンの箱船”オープン”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1981年10月4日). 2017年5月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “人工降雪装置に人気 札幌の青少年科学館開館”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1981年10月5日). 2017年5月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b 土曜ズーム サイエンス体感展示物お別れ 札幌市青少年科学館24年春新装 - 北海道新聞2022年8月13日夕刊
- ^ “リニューアルされた札幌市青少年科学館(2の1)*理科苦手でも大丈夫*広さ1.5倍、展示も拡充*新たに「環境」「生命」も”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1997年3月17日). 2017年5月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b 平成26年第8回札幌市教育委員会会議録 - 札幌市教育委員会
- ^ “市青少年科学館*大改修 来春まで休館*7日から*新コーナーも整備”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2013年5月3日). 2017年5月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “パワーアップして再始動!〜札幌市青少年科学館リニューアルオープン記念式典”. 札幌市厚別区 (2014年4月23日). 2017年5月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “気分は宇宙旅行*札幌市青少年科学館 改装オープン*来館者でにぎわう”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2014年4月30日). 2017年5月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “札幌市青少年科学館のプラネタリウムがリニューアルオープン!”. 札幌市厚別区 (2016年4月13日). 2016年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月22日閲覧。
- ^ “食べ物の消化、地下鉄の運転体験も 札幌市青少年科学館 4月リニューアル”. 北海道新聞 (2024年1月24日). 2024年1月28日閲覧。
- ^ 『札幌市青少年科学館に「ケイロンIII・ハイブリッド」世界初導入 9,500個の恒星を固有の色で再現! 市内202校の校庭から見た風景映像を実装!』(PDF)(プレスリリース)五藤光学研究所、2016年4月13日 。2017年5月22日閲覧。