浜尾朱美
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はまお あけみ 浜尾 朱美 | |
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プロフィール | |
本名 | 千葉 朱美 |
出身地 | 日本 徳島県徳島市 |
生年月日 | 1961年1月20日 |
没年月日 | 2018年9月14日(57歳没) |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部 |
活動期間 | 1983年 - 2008年[1] |
ジャンル | 報道番組 |
担当番組・活動 | |
出演経歴 |
『おはようTODAY』 『サンデーモーニング』 『筑紫哲也ニュース23』→『NEWS23』 |
浜尾 朱美(はまお あけみ、1961年1月20日[2][3] - 2018年9月14日[2][3][4])は、日本のニュースキャスター[2][3][5][6][7]、エッセイスト[2][3][5][6]。本名、千葉 朱美(ちば あけみ)[2][3][6][7]。徳島県徳島市出身[2][3][7]。徳島市立高等学校[7]、早稲田大学第一文学部卒業[2][3][7]。キャスター転身前に女優として活動を行っていた。出演作にテレビドラマ『おゆう』(主演)、『青が散る』がある[2][3][5][6][8]。
略歴
[編集]早大では西洋史学専攻で北欧史を専攻、アナウンス研究会に所属[9]。大学在学中に「大学受験ラジオ講座」内の「蛍雪アワー」のDJとして活躍するなど、アナウンサー志望だったが[9]、TBSのアナウンサー入社試験を受験した際に試験官だったドラマのプロデューサーに見出され[3][10]、大学卒業後の1983年、TBSのポーラテレビ小説『おゆう』主演で女優デビュー[2][3]。
テレビドラマ『青が散る』に出演後、9ヶ月で女優業からキャスターへ転向する[8]。1985年、テレビ朝日の早朝ニュースワイド番組『おはようTODAY』、1987年、TBSの報道情報番組『サンデーモーニング』サブキャスターなどに出演[6]。TBSの報道番組『筑紫哲也ニュース23』では、1989年10月2日の番組スタート時から1997年9月までの8年間サブキャスターを担当した[6]。筑紫哲也が亡くなった日である2008年11月7日放送の『NEWS23』においてVTRではあるが久しぶりに出演、筑紫の死を悼んだ。
私生活では、1994年にTBS報道局報道記者と結婚[3][8]。1999年に長男を出産し[8]、以後はテレビの一線から退いて、子育てをテーマに講演活動などを行う[8]。
2007年からは文部科学省・子どもの読書サポーターズ会議委員、ちひろ美術館・東京等で朗読ボランティア、子育て支援のネットワーク活動・4つ葉プロジェクトのメンバーとして活動を行う[10]。2012年から2013年まで、 京都ノートルダム女子大学客員教授を務める[6]。
2007年に乳がんに罹患して以降10年以上にわたって闘病を続け[8]、気功など東洋医学的な治療を経て2017年に摘出を行うものの、2018年5月に体調が悪化して6月より東京都内の病院へ入院。病状が急変し、同年9月14日、乳がんのため、東京都内の病院で死去[6][11][12]。57歳没。
人物
[編集]競馬ファンでスポーツ紙に競馬に関する連載を持っていたことがあるほか[3]、好角家としても著名で、大相撲番組の司会進行も務めた[8]。
浜尾の親戚で、元ミノルフォン専属の歌手「都川弘とブルーロマン」(小原真治とプレイファイブ、トシ伊藤とザ・プレイズメンもグループ同一)のメンバー、明健一(元歌手、ミュージシャン。48歳没)がいる。浜尾が早稲田大学在籍中、来訪の折に、明の一人息子、真希(現サッカー指導者、札幌中央フットボールクラブ創設者)に手作りの人形をプレゼントしたことを後に健一が伝える。
出演
[編集]テレビ
[編集]民放局での出演番組
期間 | 番組名 | 役職 | |
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1985年10月 | 1986年3月 | おはようTODAY(テレビ朝日) | キャスター兼『おはよう!CNN』レギュラーキャスター兼『ANNニュースセブン』担当キャスター |
1987年10月 | 1989年9月 | サンデーモーニング(TBS) | サブキャスター |
1989年10月 | 1997年9月 | 筑紫哲也ニュース23(TBS) |
独立局での出演番組
テレビドラマ
[編集]- ポーラテレビ小説・おゆう(1983年4月 - 9月、TBS) - 主演・おゆう 役
- 青が散る(1983年10月 - 1984年1月、TBS)[13] - 二宮耀子 役
- 月曜ドラマスペシャル・今夜もテレビで眠れない 第3話「猫坂の上の幽霊たち」(1995年5月、TBS)[14]
ラジオ
[編集]- 浜尾朱美サンデーキャロット(TBSラジオ)
- 待ったなし大相撲(1992年、TBSラジオ)
ビブリオグラフィ
[編集]- 著書
- 『もう結婚占いはいらない』講談社、1991年7月。ISBN 978-4062054805。
- 『夢のあと:My競馬diary』三心堂出版社、1996年8月。ISBN 978-4883420759。
- 『私の競馬:A horse for me』PHP研究所、1998年3月。ISBN 978-4569600369。
- 雑誌連載
- 日刊スポーツ(1993年 - 1999年)「競馬だ〜い好き!」
脚注
[編集]- ^ 浜尾朱美 - オリコンTV出演情報
- ^ a b c d e f g h i “浜尾朱美さん乳がん死 89年から8年間「NEWS23」キャスター”. サンケイスポーツ (産経新聞社). (2018年9月15日) 2018年9月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “浜尾朱美さん乳がん死去、57歳 10年以上の闘病生活”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年9月15日) 2018年9月16日閲覧。
- ^ “浜尾朱美さんが死去 ニュースキャスター”. 日本経済新聞. (2018年9月14日) 2020年1月30日閲覧。
- ^ a b c “キャスターの浜尾朱美さん死去 「ニュース23」”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年9月14日) 2018年9月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “浜尾朱美さん死去 乳がんで闘病…57歳 「筑紫哲也ニュース23」で8年間サブキャスター務める”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2018年9月14日) 2018年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e “浜尾朱美さん死去 徳島市出身 ニュース23キャスター”. 徳島新聞 (徳島新聞社). (2018年9月15日) 2018年9月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g “浜尾朱美さん 乳がんで死去 「ニュース23」元キャスター 10年以上前から闘病を続ける”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2018年9月15日) 2018年9月16日閲覧。
- ^ a b “山中秀樹アナ 早大アナウンス研究会後輩の浜尾さん悼む「愕然…残念でならない」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2018年9月15日) 2018年9月16日閲覧。
- ^ a b “浜尾朱美 プロフィール”. 講演依頼・講師派遣のシステムブレーン. システムブレーン. 2018年9月16日閲覧。
- ^ “浜尾朱美さんとの別れ、雨宮塔子キャスターら通夜参列”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年9月20日) 2019年11月21日閲覧。
- ^ “浜尾朱美さん通夜 雨宮塔子さんら200人が参列”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年9月20日) 2019年11月21日閲覧。
- ^ “青が散る - ドラマ詳細データ -”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2018年9月17日閲覧。
- ^ “今夜もテレビで眠れない - ドラマ詳細データ -”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2018年9月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 浜尾朱美 プロフィール - ウェイバックマシン(2018年9月16日アーカイブ分) - システムブレーン
- 浜尾朱美 - テレビドラマデータベース