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男ありて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
男ありて
監督 丸山誠治
脚本 菊島隆三
製作 渾大坊五郎
出演者 志村喬
音楽 斎藤一郎
撮影 玉井正夫
配給 東宝
公開 日本の旗 1955年5月10日
上映時間 109分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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男ありて』(おとこありて)は、1955年5月10日に公開された日本映画。製作、配給は東宝モノクロスタンダード。架空のプロ野球チームを題材としており、監督を志村喬、監督の右腕として面倒見のいい主将を三船敏郎、新人ピッチャーを藤木悠が、それぞれ演じている。

志村が演じた監督のモデルには、天知俊一鶴岡一人の名が挙げられている[1]。作中には中日ドラゴンズおよびその2軍(当時は「中日ダイアモンズ」を名乗っていた)が登場している。

ストーリー

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東京スパローズの監督、島村は仕事一筋で家族を顧みないため、家族との間には溝があった。試合中の乱闘で島村は出場停止になってしまう。時間ができたので、島村は数年ぶりに妻と出かけた。

スタッフ

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キャスト

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テレビドラマ

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本映画を原作としたテレビドラマが3本放送された。

1959年版

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1959年3月22日から同年4月19日までKRT系列(現:TBS系列)で、新国劇で公開された作品をドラマにリメイクして放送する枠『新国劇アワー』(日曜20:30 - 21:00。塩野義製薬一社提供)で放送。全5話で、シリーズでは唯一の連続作品。なお作品終了後はナイターシーズンに入るため、『新国劇アワー』は木曜22:00 - 22:30(JST)に移動して継続する。

出演
スタッフ

1963年版

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1963年4月30日フジテレビ系列で放送。全1回。放送時間は火曜20:00 - 21:30(JST)で、唯一の「1話完結」・「1時間越え」。元々この枠は、ナイターシーズン中は定時番組を置かず、中継の無い時は映画を放送していたが、本作は珍しいドラマだった。

映画に主演した志村喬が本作にも主演している。

出演
スタッフ

1964年版

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1964年10月6日と同年同月13日の2回にわたって、日本テレビ系列の単発ドラマ枠『男ありて』(火曜21:00 - 21:30。いすゞ自動車一社提供)で放送。ただし第1回は「日本シリーズ中継」(阪神×南海読売テレビ制作。18:30 - 21:30)のため30分繰り下げて放送。

本作は2回で終わったが、その後も同枠では1965年1月5日まで男性が主人公の1話完結ドラマが放送された。

出演
スタッフ
KRT系列 日曜20:30 - 21:00枠
前番組 番組名 次番組
国定忠治
男ありて(1959年)
(1959年3月22日 - 4月19日)
単発番組

プロ野球中継または映画
※20:00 - 21:30
KRT系列 新国劇アワー
国定忠治
男ありて(1959年)
(1959年3月22日 - 4月19日)
次郎長外伝 荒神山
※木曜22:00 - 22:30
フジテレビ系列 火曜20:00 - 21:30枠
プロ野球中継西鉄×大毎
(1963年4月23日)
男ありて(1963年)
(1963年4月30日)
プロ野球中継(中日×巨人
(1963年5月7日)
日本テレビ系列 火曜21:00 - 21:30枠
男ありて(1964年版)
(1964年10月6日・10月13日)
男ありて
街医者物語
(1964年10月20日)
日本テレビ系列 男ありて
(なし)
男ありて(1964年版)
(1964年10月6日・10月13日)
街医者物語
(1964年10月20日)

脚注

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  1. ^ 平野重治「おんりい いえすたでい 「野球映画」は、まったく作られなくなったが、「男ありて」(57年)は中身もよかったが、球場も立派な脇役として存在感があった 」- 週刊ベースボールONLINE(2016年5月31日)
  2. ^ 男ありて(1959年版)”. テレビドラマデータベース. 2024年11月3日閲覧。
  3. ^ 男ありて(1963年版)”. テレビドラマデータベース. 2024年11月3日閲覧。
  4. ^ 男ありて(1964年版)”. テレビドラマデータベース. 2024年11月3日閲覧。

外部リンク

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