船生バイパス
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船生バイパス(ふにゅうバイパス)は、栃木県塩谷町内を通る国道461号のバイパスである。
旧国道461号は以下のような問題点を抱えていた。
- 道路幅員が狭小かつ屈曲部が多かったため、大型車の走行に支障をきたしていた。
- 右折レーンが設置されていない交差点があり、そこでは慢性的な交通渋滞を引き起こしていた。
- 沿線には3つの小学校があり、その通学路に指定されているにもかかわらず、歩道が未整備なために、通学児童にとっては非常に危険な状況であった。
これらの問題点を改善するために、船生市街地の南側を迂回する本バイパスが計画され、広域的地域間の交流の促進、地域間連携及び物流機能の強化、観光産業の支援、円滑な交通、自転車や歩行者の安全確保などを主な目的としている。
概要
[編集]- 起点:栃木県塩谷町船場
- 終点:栃木県塩谷町天頂
- 総延長:5.4km
- 総事業費:約40億円
- 車線数:暫定2車線(用地取得は片側2車線分)
歴史
[編集]- 平成10年度:事業採択、用地取得着手
- 平成11年度:工事着手
- 平成17年3月:第一工区(栃木県道77号宇都宮船生藤原線 - 終点間2.5km)完成・供用開始
- 平成21年(2009年)3月14日:第二工区(起点 - 同県道間2.9km)完成、全線開通・供用開始
交差する主な道路
[編集]- 栃木県道77号宇都宮船生藤原線
沿線施設
[編集]- 道の駅湧水の郷しおや(2012年6月23日オープン)
- 宮本工業船生工場