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谷山停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
谷山停留場
駅舎(2018年5月5日)
たにやま
Taniyama
I24 上塩屋 (0.7 km)
所在地 鹿児島県鹿児島市東谷山二丁目
北緯31度31分48.39秒 東経130度31分24.27秒 / 北緯31.5301083度 東経130.5234083度 / 31.5301083; 130.5234083座標: 北緯31度31分48.39秒 東経130度31分24.27秒 / 北緯31.5301083度 東経130.5234083度 / 31.5301083; 130.5234083
駅番号 I25
所属事業者 鹿児島市交通局
所属路線 鹿児島市電谷山線
1系統
キロ程 6.4 km(武之橋起点)
鹿児島駅前から9.4 km
駅構造 地上駅
ホーム 3面2線
乗降人員
-統計年度-
5,785人/日
-2015年-
開業年月日 1912年大正元年)12月1日
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日本最南端の電停標柱
停車中の800型電車(1997年)

谷山停留場(たにやまていりゅうじょう)は鹿児島県鹿児島市東谷山二丁目にある鹿児島市電谷山線停留場

鹿児島市電1系統の終点であり、同じ1系統の起点である鹿児島駅前停留場以外の他の停留場にはない大きな駅舎がある。

日本最南端の路面電車停留場であり、2012年7月1日に路面電車開業100周年事業の一環として「日本最南端の電停」の標柱が設置された[1][2]

歴史

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  • 1912年大正元年)12月1日:鹿児島電気軌道により設置される[3]。当時は国道225号線沿いに設置されていた(現在も電停跡が残っている)。
  • 1928年昭和3年)7月1日:鹿児島市電気局(現・鹿児島市交通局)に移管。
  • 1979年(昭和54年):停留場建て替え。その際に現在の位置の方に移転。
  • 1996年平成8年):駅舎完成。その際に現在の位置に移転。

構造

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3面2線の櫛形構造をしている。

2本乗り場があるが、全て鹿児島駅前方面行きの電車が利用する。時間帯によって使用するホームが決まっているわけではなく、空いているホームを使っていく。全ホーム車椅子の使用は可(電動車椅子も可)。

また、当停留場の北側50メートルほどの国道225号に接する場所には降車専用ホームが存在する。このホームは当停留場にすでに2両の電車が停車中に、さらに3両目の電車が到着した時に利用される。このホームと本来の乗り場は直接つながっておらず、国道にしか出ることができない。また、降車ホームの脇田寄りにも片渡り線があるため、降車ホームからの直接折り返しも可能である。実際、構内でトラブルが発生した際の臨時乗降ホームとして使われることもある。

利用状況

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年度 1日平均
乗降人員[4]
2010年 6,000[5]
2011年 6,135
2012年 6,043
2013年 5,930
2014年 5,852
2015年 5,785

バス路線

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鹿児島交通鹿児島市営バスの2つの運行バス会社を持つ谷山電停バス停が利用可能である。また、当バス停を起終点とするバス(鹿児島市営バス(谷山線))や、(早朝を除く)当バス停を経由しイオンモール鹿児島を運行するバス(鹿児島交通)もある。

(下記は各系統の行先)

谷山電停バス停

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谷山電停バス停(上り)鹿児島県鹿児島市東谷山二丁目
系統番号 経由地 行先 運行
1 脇田・県庁前 鹿児島駅前 鹿児島交通
2 脇田・騎射場 水族館前
鹿児島駅前
6 脇田・騎射場 金生町
6-2 市役所前
6-3 脇田・県庁前 鹿児島駅前
7 脇田・騎射場 金生町
11 中山校前・鹿児島中央駅 鹿児島駅前
21 イオン鹿児島
37
39
種別 経由地 行先 運行
普通 鹿児島中央駅・天文館 金生町 鹿児島交通
大門口
谷山電停バス停(上り)−鹿児島県鹿児島市小松原二丁目
系統番号 経由地 行先 運行
5 鹿児島中央駅・天文館 金生町 鹿児島交通
谷山電停バス停(下り)−鹿児島県鹿児島市小松原二丁目
系統番号 経由地 行先 運行
1 坂之上・平川 平川星和台 鹿児島交通
2 坂之上・影原 動物園
5 七ツ島 七ツ島1丁目
谷山港・七ツ島
6 恵比須中央・慈眼寺公園前 慈眼寺団地
生協病院前・慈眼寺公園前
6-2 新和田橋・慈眼寺公園前
6-3
7 坂之上・国際大学前
11 イオン鹿児島
21 中山校前・星ヶ峯南 星ヶ峯ニュータウン
37
39 中山団地・皇徳寺公民館前 皇徳寺小前
春山東
種別 経由地 行先 運行
普通 谷山駅前 伊作 鹿児島交通
坂之上・川辺高校 枕崎
平川・知覧 特攻観音入口
平川・喜入 山川桟橋
谷山電停バス停(下り)−鹿児島県鹿児島市東谷山二丁目
系統番号 経由地 行先 運行
市14 新和田橋・慈眼寺公園前 慈眼寺団地 鹿児島市営

周辺

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教育施設
  • 九州旅客鉄道(JR九州)指宿枕崎線 谷山駅
    永田川を挟んだJR谷山駅とは直線距離にして500 m、移動距離にして600 m程離れており、2002年度より鹿児島市は、当駅からJR谷山駅までの540 m延伸計画について、可能性を調査していたが、2006年4月27日、県道の渋滞を招くなどの理由から断念することを一旦は表明した。しかし鹿児島市・鹿児島市議会・地元谷山の住民や商店街・周辺の教育機関などから要望があり、谷山駅から慈眼寺駅周辺の線路高架計画に基づき再検討されている。
    また指宿枕崎線の高架化事業により不要となる永田川橋梁をJR九州より鹿児島市が譲り受け、両駅を結ぶ歩行者・自転車専用道の設置を検討している[6]
商業施設
教会
  • 谷山カトリック教会
  • 谷山福音教会
公共施設

隣の停留場

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鹿児島市交通局
鹿児島市電1系統
上塩屋停留場 - 谷山停留場

脚注

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  1. ^ 『南日本新聞』 20面 2012年7月2日付(「日本最南端電停」谷山に標柱)
  2. ^ 鹿児島市交通局 谷山電停に「日本最南端電停」の標柱を設置しました!
  3. ^ 『日本鉄道旅行地図帳 12号 九州・沖縄』 p.51 新潮社
  4. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2018年3月26日閲覧
  5. ^ 「鹿児島市新交通バリアフリー基本構想」
  6. ^ 南日本新聞2009年7月1日[リンク切れ]

関連項目

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外部リンク

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