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豊野駅 (大阪府)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊野駅
とよの
TOYONO
寝屋川市 (0.4 km)
(2.3 km) 香里園
地図
所在地 大阪府寝屋川市豊野町
北緯34度46分7秒 東経135度37分30秒 / 北緯34.76861度 東経135.62500度 / 34.76861; 135.62500座標: 北緯34度46分7秒 東経135度37分30秒 / 北緯34.76861度 東経135.62500度 / 34.76861; 135.62500
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 京阪本線
キロ程 15.4 km(淀屋橋起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
開業年月日 1922年大正11年)3月23日
廃止年月日 1963年昭和38年)5月15日
備考 寝屋川市駅との統合に伴い廃駅
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豊野駅(とよのえき)は、かつて大阪府寝屋川市豊野町にあった京阪電気鉄道京阪本線廃駅)である。

概要

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京阪が沿線の運動施設として建設した「京阪グラウンド」への最寄駅として1922年大正11年)3月に寝屋川駅(現・寝屋川市駅)と香里駅(現・香里園駅)の間、当時の大阪府北河内郡豊野村に「運動場前駅」という名称の臨時駅として設置したのが最初である[注釈 1]。同年11月に常設駅となった。

1942年昭和17年)に京阪グラウンドが利用率の低下で閉鎖され、跡地は宅地となった(現在の豊野団地)ことから1943年(昭和18年)に駅名も地名から付けられた「豊野駅」と変更された。

1963年(昭和38年)、京阪本線が淀屋橋延長直後に寝屋川市駅がそれまでの位置から京都寄りに移設された際、本駅と機能を統合する形で廃止され、待避線は香里園駅に設置された。なお、駅跡付近は寝屋川市駅方向からの高架部の終了部分である。

歴史

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駅構造

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島式ホーム2面4線を有した駅であり、当駅で淀屋橋方面に折り返す列車も設定されていた。駅の規模は寝屋川市駅より大きく、利用者も同駅より多かったという[2]

駅周辺

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現状

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上り線の線路脇に撤去されたホームの敷地が一部わかる程度となっている。

隣の駅

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廃止当時の状態を記す。

京阪電気鉄道
京阪本線
寝屋川市駅 - 豊野駅 - 香里園駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 寝屋川市のウェブサイト(寝屋川市の歴史)には設置当時は「グラウンド前」という駅名であったと記されているが、京阪の社史『鉄路五十年』(1960年)や『京阪70年のあゆみ』(1980年)ではいずれも設置当初から「運動場前駅」であったと記している。

出典

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  1. ^ a b c d e f 『京阪電気鉄道開業100周年記念誌 京阪百年のあゆみ』資料編 京阪電気鉄道、2011年3月24日、139頁
  2. ^ 「広報ねやがわ」2008年10月15日号「懐かしき寝屋川の風景」
  3. ^ 医療法人大慶会 星光病院(大阪府寝屋川市)”. 星光病院. 2023年12月9日閲覧。
  4. ^ 平池家住宅主屋”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2021年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月9日閲覧。

関連項目

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