豊野駅 (大阪府)
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豊野駅 | |
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とよの TOYONO | |
◄寝屋川市 (0.4 km) (2.3 km) 香里園► | |
所在地 | 大阪府寝屋川市豊野町 |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | 京阪本線 |
キロ程 | 15.4 km(淀屋橋起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
開業年月日 | 1922年(大正11年)3月23日 |
廃止年月日 | 1963年(昭和38年)5月15日 |
備考 | 寝屋川市駅との統合に伴い廃駅 |
豊野駅(とよのえき)は、かつて大阪府寝屋川市豊野町にあった京阪電気鉄道京阪本線の駅(廃駅)である。
概要
[編集]京阪が沿線の運動施設として建設した「京阪グラウンド」への最寄駅として1922年(大正11年)3月に寝屋川駅(現・寝屋川市駅)と香里駅(現・香里園駅)の間、当時の大阪府北河内郡豊野村に「運動場前駅」という名称の臨時駅として設置したのが最初である[注釈 1]。同年11月に常設駅となった。
1942年(昭和17年)に京阪グラウンドが利用率の低下で閉鎖され、跡地は宅地となった(現在の豊野団地)ことから1943年(昭和18年)に駅名も地名から付けられた「豊野駅」と変更された。
1963年(昭和38年)、京阪本線が淀屋橋延長直後に寝屋川市駅がそれまでの位置から京都寄りに移設された際、本駅と機能を統合する形で廃止され、待避線は香里園駅に設置された。なお、駅跡付近は寝屋川市駅方向からの高架部の終了部分である。
歴史
[編集]- 1922年(大正11年)
- 1943年(昭和18年)
- 1945年(昭和20年)9月15日:輸送復旧のため駅の使用を中止[1]。
- 1947年(昭和22年)2月5日:臨時に旅客の取り扱いを開始。
- 1948年(昭和23年)5月15日:駅改築[1]。
- 1949年(昭和24年)12月1日:会社分離により、再び京阪電気鉄道の駅となる。
- 1963年(昭和38年)
駅構造
[編集]島式ホーム2面4線を有した駅であり、当駅で淀屋橋方面に折り返す列車も設定されていた。駅の規模は寝屋川市駅より大きく、利用者も同駅より多かったという[2]。
駅周辺
[編集]- 寝屋川市役所
- 大阪府立寝屋川高等学校
- 大阪公立大学工業高等専門学校
- 大阪府警察寝屋川待機宿舎
- 寝屋川豊野郵便局
- 星光病院[3]
- 平池家住宅 - 主屋は国の登録有形文化財[4]。
- 大阪府道18号枚方交野寝屋川線
- 京阪バス「寝屋川市役所前」停留所・「八坂神社前」停留所
- 寝屋川
現状
[編集]上り線の線路脇に撤去されたホームの敷地が一部わかる程度となっている。
隣の駅
[編集]廃止当時の状態を記す。