赤瀬駅
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赤瀬駅 | |
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駅入口(2022年1月) | |
あかせ Akase | |
◄網田 (3.9 km) (1.2 km) 石打ダム► | |
所在地 | 熊本県宇土市赤瀬町[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■三角線(あまくさみすみ線) |
キロ程 | 18.4 km(宇土起点) |
電報略号 | アセ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
開業年月日 | 1907年(明治40年)8月5日[1][2] |
備考 | 無人駅[1] |
赤瀬駅(あかせえき)は、熊本県宇土市赤瀬町にある、九州旅客鉄道(JR九州)三角線(あまくさみすみ線)の駅である[1]。
海際の山中に存在し、かつて近隣の赤瀬海水浴場が賑わっていた頃は、夏季の乗降客は多かったが、現在は年間を通して利用者は少ない。
歴史
[編集]- 1907年(明治40年)8月5日:赤瀬簡易停車場として鉄道院が開設[1](海水浴客のための停車場。季節営業)[2]。
- 1909年(明治42年)10月16日:簡易停車場から仮停車場となる[1][2]。
- 1941年(昭和16年)1月1日:仮停車場から駅となる[1][2]。
- 1953年(昭和28年)5月1日:小荷物取扱開始(配達取次は無し)[3]。
- 1962年(昭和37年)4月1日:業務委託駅となる(日本交通観光社に委託)[4]。
- 1973年(昭和48年)9月20日:小荷物取扱廃止[5]。無人駅となる[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州が継承[2]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。2012年4月現在、ホームが一部嵩上げされており、バリアフリー化されている箇所がある。駅舎はすでに撤去されておりホームと待合所のみがある[1]。待合所には駅ノートが設置されている。
無人駅であり駅員はいないが名誉駅長指定駅となっている(名誉駅長を紹介するプレートは設置されていない)。
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ホーム(2022年1月)
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赤瀬駅を発車した列車
駅周辺
[編集]この辺りは海ぎりぎりまで山が迫っている。当駅もそのような山中にあるため、海沿いの国道57号から急な坂道を登らねばならない。かつて石打ダム駅が無かった頃は、同駅周辺の住民が線路を歩いて当駅まで来ていたと言うエピソードがある。なお、駅から集落内の道を200 m程下ると国道57号に出る。右方向に100 m程の所に産交バス「赤瀬」停留所がある(バスに関する情報は後述)。
バス路線
[編集]国道57号に「赤瀬」停留所があり、産交バスの路線が発着する。
- 産交バス
その他
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、25頁。
- ^ a b c d e 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「肥薩線・吉都線・三角線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第2号、朝日新聞出版、2009年7月19日、25頁。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、701頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「西部支社一四駅を民間委託」『交通新聞』交通協力会、1962年4月1日、1面。
- ^ “日本国有鉄道公示第150号”. 官報. (1972年9月20日)
- ^ 「通報 ●三角線肥後長浜駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年9月20日、2面。
- ^ 込山富秀『「青春18きっぷ」ポスター紀行』講談社、2015年5月26日、52-53頁。ISBN 978-4-06-219279-8。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 赤瀬駅(駅情報) - 九州旅客鉄道