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TIM (お笑いコンビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TIM
レッド吉田(左)とゴルゴ松本(右)(2016年、東京にて)
メンバー レッド吉田
ゴルゴ松本
結成年 1994年[1]
事務所 ワタナベエンターテインメント
活動時期 1994年[1] -
出会い アパートの隣人
旧コンビ名 T・I・M
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 コント漫才
ネタ作成者 両者
過去の代表番組 力の限りゴーゴゴー!!
あしたのG
TIM神様の宿題
天才てれびくんMAX
ポケモン☆サンデー
ポケモンスマッシュ!
同期 ロンドンブーツ1号2号
小籔千豊
設楽統バナナマン
渡部建アンジャッシュ
など
公式サイト 公式プロフィール
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TIM(ティーアイエム)は、レッド吉田ゴルゴ松本からなる日本お笑いコンビワタナベエンターテインメント所属。

メンバー

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レッド 吉田(レッド よしだ、本名:吉田 永憲(よしだ ながのり)、1965年10月30日 - )

ゴルゴ 松本(ゴルゴ まつもと、本名:松本 政彦(まつもと まさひこ)、1967年4月17日 - )

略歴

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  • レッドは大学卒業・就職後に、ゴルゴは高校卒業後にそれぞれ役者を目指して上京。たまたまアパートで隣同士になったのをきっかけに意気投合し、1994年にコンビ結成[1]
    • 後から引っ越してきたレッドがゴルゴの部屋に挨拶に行ったのが初対面。その際、レッドがノックすると中から「空いてるよ!」という声がし、中に入ってみると上半身裸のゴルゴが鉄アレイでトレーニングしていた。
    • 2人とも高校野球の経験者で、レッドは3年夏の甲子園、ゴルゴは3年春の選抜にてベンチ入りした経験を持つ。すぐに意気投合した2人は、連れだって行動することが多く、ベッドも同じものを購入した。
  • コンビ名の由来は「タイム・イズ・マネー」(Time is money)[1]から。芸人デビューがレッド29歳・ゴルゴ27歳と遅かったため、「時間を大切にしたい」という思いが込められている[1]。当初のコンビ名の表記は「T・I・M」だったが、後に「・」を外した現在の表記になる。
  • 1997年、後述の人文字ギャグでブレイク[1]。『ボキャブラ天国』ブームに乗り、2000年代前半にかけ、多数のバラエティ番組に出演。主にとんねるずウッチャンナンチャンネプチューンがメインキャストを務める番組に多く出演し、自身がMCの番組も持っていた(下記参照)。当初は豪快なキャラクターで一発ギャグが得意なゴルゴにスポットが当たったが、レッドも『内村プロデュース』を機に独特のフレーズを持つギャガーとして定着した。
  • 2010年代からは、ゴルゴは少年院の慰問ボランティア活動、およびそこで行う「命の授業」が知られるようになり、レッドは5児の父として、育児や家庭に関する仕事や情報番組コメンテーターの活動が増えた。現在もテレビで単発出演でギャグやコントを披露することもあり、2022年には『有吉の壁』に出演[3]2024年の『内村プロデュース』復活SPでもコンビで出演[4]している。

芸風

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コントとギャグが中心。自己紹介ギャグの「俺たちTIM!!」と、2人が身体を使って漢字などを表現する人文字のネタでブレイクした。人文字ネタは両腕をひとやね、両足を「叩」に見立てた『』や、2人で表現する「火(メラメラ…)→『炎』」「ネ(しめすへん)に兄で『祝』」『シャネル』が代表的。また2人それぞれが個人の一発ギャグを多く持ち(レッド吉田#芸風ゴルゴ松本#芸風を参照)、舞台でコントを披露する際は互いの一発ギャグをネタに用いるなどしている。なお、コントと一発ギャグで人気が出たため、漫才は基本的に行っていない。

エピソード

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  • 先輩にあたる、ネプチューンやキャイ〜ン雨上がり決死隊などにはタメ口で接している。本来は、許されることではないが、彼らとおぎやはぎは特別であると土田晃之は言っている。しかし、さまぁ〜ずには共に同い年であるのに何故か敬語で接している。
  • ウッチャンナンチャン・さまぁ〜ず・よゐこ出川哲朗・キャイ〜ン・ネプチューンらと共にウンナンファミリーと呼ばれている。ウンナンファミリーとは共演が比較的多く、特にさまぁ〜ずの2人と仲が良い。
  • 一方で、ダウンタウンや、ビートたけしとの共演がほとんどない。
  • 非常にファン層が広く、トークライブ等、TIM関連のイベントには子供から高齢者まで参加している。
  • 競馬を共通の趣味としており、競馬番組出演だけでなく、(中央競馬の開催のある)土日は家族が留守にしている方の家で競馬観戦するのが常になっていた。フリーク度も高く、レッドはもとより(前述)、ゴルゴも『内村プロデュース』DVDの特典映像内での持ち物チェックの時に鞄の中から馬券購入用マークシートが大量に出てきたほどである。他にもグリーンチャンネルの番組に出演したりしていたが、2011年1月よりついに『BSイレブン競馬中継』の司会に起用されることになった。

出演

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TIMとしての出演を記載。個人での出演はレッド吉田ゴルゴ松本を参照。

テレビ番組

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現在の出演番組

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  • うまのこTIM2018(グリーンチャンネル、2018年10月1日 - )

ゲスト出演番組

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  • KEIBA BEAT(テレビ西日本、小倉競馬場開催時にゲスト出演)

過去の出演番組

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レギュラー番組
スペシャル番組

ラジオ

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映画

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インターネット配信

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オリジナルビデオ

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テレビアニメ

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劇場アニメ

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パチンコ・パチスロ

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  • CRあっ命(平和、2004年)
  • TIMという名のパチスロ機(平和、2007年)

脚注

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  1. ^ a b c d e f ゴルゴ松本、運命変わった「タカさんのある一言」”. 東洋経済オンライン (2022年2月13日). 2024年4月2日閲覧。
  2. ^ ゴルゴ松本氏,ホリ氏に法務省矯正支援官を委嘱しました - 法務省矯正局
  3. ^ 「有吉の壁」にTIM初参戦!堀内健と共に大暴れ! “おもしろZOZOマリンスタジアムの人選手権”|有吉の壁|日本テレビ - 2024年9月29日閲覧
  4. ^ 【内P復活】冒頭から歓喜の声相次ぐ 「笑わせ王」で有吉・TIM・バナナマンら体張る | ORICON NEWS - 2024年9月29日閲覧
  5. ^ 2013年6月以降は、ゴルゴのみ単独出演。2013年夏(2013年6月30日放送)で、レッドが2013年正月の成績不振のため戦力外通告。以降はゴルゴのみ出演で、レッドは一度も出演していない。

外部リンク

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