スタートアップ、資金の出し手拡大 岸田政権の置き土産
スタートアップ、資金の出し手拡大 岸田政権の置き土産
新興国向け小口融資の五常・アンド・カンパニー(東京・渋谷)が国内運用大手3社などから総額125億円を調達した。背景には岸田文雄前政権で進んだスタートアップ振興策がある。日本では新規株式公開(IPO)が近い成長企業を支える投資家の乏しさが長年の課題だった。規制緩和などで資金の出し手が徐々に広がっており、こうした流れを加速できるかがカギを握る。
「(運用会社という)機関投資家に上場前に出資してもらえ…