1967年オランダグランプリ (1967 Dutch Grand Prix) は、1967年のF1世界選手権第3戦として、1967年6月4日にザントフォールト・サーキットで開催された。 本レースはフォード・コスワース・DFVエンジンが搭載されたロータス・49のデビュー戦となった。同車を長い間テスト走行したグラハム・ヒルがポールポジションを獲得し、対照的に同車をドライブするのが初めてだったチームメイトのジム・クラークは8番手と出遅れた。しかし、決勝はクラークが同車に初勝利をもたらし、ヒルはリタイアに終わった。本レースではブラバム・BT24とBRM・P115も初登場したが、どちらもレースに参加しなかった。 一方、ロータス・25は最後のレースとなった。がドライブしたシャシーR4は、クラークが1963年にチャンピオンを獲得した際に使用したシャシーであった。