アルメニア議会銃撃事件(アルメニアぎかいじゅうげきじけん、アルメニア語: Հոկտեմբերի 27-ի ահաբեկչական գործողություն)は、1999年10月27日にアルメニアで発生したテロ事件である。アルメニア国内では単に「10月27日」(アルメニア語: Հոկտեմբերի 27)と呼ばれる。 10月27日夕方、エレバンのビルに侵入した5人の男が、議場内で政治家たちに発砲した。これによって首相のヴァズゲン・サルキシャンや議長のを含めた8人が死亡し、30人以上の負傷者が発生した。翌日に犯人らは投降し事件は解決したが、これを機に大統領であったロベルト・コチャリャンの政治力は大きく増してゆくこととなる。その後の捜査ではコチャリャンが事件に関与していた可能性も示されたが、確たる証拠は挙がらなかった。しかし、以降も事件の背後関係をめぐっては数々の陰謀論が囁かれている。