ボリス・ニコラエヴィチ・エリツィン(ロシア語: Бори́с Никола́евич Е́льцин 、ラテン文字表記の例:Boris Nikolayevich Yel'tsin、1931年2月1日 - 2007年4月23日)は、ソビエト連邦及びロシア連邦の政治家。初代ロシア連邦大統領および初代ロシア連邦閣僚会議議長(首相)を務めた。 大統領在任中、ソ連8月クーデターに対する抵抗と、ソビエト連邦からのロシアの離脱を呼びかけて民主化(=ソビエト連邦の崩壊)に導いたことへの評価がある一方、ロシアの威信の低下、腐敗した縁故資本主義、議会と対決する強権的な政治手法、チェチェン紛争の泥沼化への批判もあった。