スキニー・パピー (Skinny Puppy) は、カナダのインダストリアルグループ。ケヴィン・キーとニヴェック・オーガにより1982年に結成された。メンバーの変遷を経たのち、一度解散している(後述)が、2000年代に入り再結成、現在も活動している。 インダストリアル/エレクトロ・ミュージックを語る上で欠かせない存在として広くリスナーから支持されているが、オリジナルアルバムの邦盤は2004年のThe Greater Wrong of the Rightのみである。なお日本にはケヴィン・キーのみ2008年よりライブイベントにて頻繁に来日しており、スキニー・パピーとしての来日も待望されている。 近年、グァンタナモ米軍基地において、彼ら(及びメタリカやR.E.M.、エミネムなど)の楽曲を大音量で聴かせる拷問があった(基地で勤務していたファンからの報告による)として、アメリカ政府に対し66万6千ドル(いわゆる「獣の数字」に基づく)の賠償を訴えた。