レプトスピラ症(Leptospirosis)は、病原性スピロヘータの感染による人獣共通感染症。 古より秋疫(あきやみ)、用水病、七日熱(なぬかやみ)などの名前で呼ばれたが、大まかには黄疸出血性レプトスピラ(ワイル病)、秋季レプトスピラ、イヌ型レプトスピラなどに分けられる。感染症法の四類感染症であり、家畜伝染病予防法の届出伝染病にも指定されている。と畜場法においては全頭廃棄の対象となる。 ワイル病の名は、1886年にドイツの医学者(Adolf Weil)により初めて報告されたことによる。