『乾坤弁説』(けんこんべんせつ、乾坤辨説)は、江戸時代前期の万治2年(1659年)頃成立した、西洋天文学・宇宙論の概説書。転びバテレンの沢野忠庵ことクリストヴァン・フェレイラ、通詞の二代目西吉兵衛こと、肥前国儒医の向井元升、以上の三人により制作された。全4巻。 伝本によっては『天文沙汰弁解』『四大全書』『弁説南蛮運気書』とも題される。