延暦大噴火(えんりゃくだいふんか)は、平安時代の800年〜802年(延暦19年〜21年)に発生した富士山の噴火である。火山爆発指数はVEI3。 西小富士噴火割れ目からの噴火であり、主として富士山の北麓地域に被害を与えた。噴火により足柄路がふさがれたため802年に箱根路が新設された。富士山の噴火史において、延暦大噴火と貞観大噴火(869年)・宝永大噴火(1707年)は、富士山の三大噴火と称されている。