書簡(しょかん、ギリシア語: Επιστολή / 複数形: Επιστολές, ラテン語: Epistula / 複数形: Epistularum, 英語: Epistle / 複数形: Epistles)、使徒書簡、または手紙(新共同訳聖書)は、キリスト教の新約聖書の後半を占める、使徒(キリストの弟子)たちが書いた手紙形式の文書をいう。また、使徒書と呼ばれる、あるいはそのカテゴリーに含まれる場合がある。 全体で21文書のうち、パウロが書いたとされる14の手紙を「パウロ書簡」、残りの7つの手紙を「公同書簡」と呼ぶ。パウロ書簡のうち、テモテへの手紙一・二、テトスへの手紙の3つの書簡を「牧会書簡」と呼ぶ分類も行われている。