第一次上海事変(だいいちじシャンハイじへん)は、1932年(昭和7年)1月28日から3月3日にかけて戦われた中華民国の上海共同租界周辺で起きた日中両軍の衝突である。中国語では「一·二八」事變と呼称される。この戦いで日本側は第一次世界大戦・青島の戦い(戦死者273名負傷者972名)を上回る戦死者約770名負傷者2300名以上という損害を出し、日露戦争以来の大激戦となった。