趙公明(ちょうこうめい)は道教の神。黒面で黒虎に跨り金鞭を持つ姿で知られ、現在では元帥神・財神としてのイメージで有名である。来歴の古い神で、古くは疫病を司る瘟神として扱われており、六朝時代の道教経典『真誥』や志怪小説集『捜神記』でその性質が見られる。 財神で黒面という共通点などを理由に、インドのマハーカーラ神、即ち大黒天が変じたとする説もある。